例年よりも梅雨入りが随分と遅れている地域が多いようですね。既に真夏日を記録しているところも・・・
無理はせず休息を大事にしつつ、しかし元気な身体を作るために努力や工夫をする必要性を感じております星読みのKIHOです。
早速6月後半の星の動きを見てまいりましょう。
毎日があっという間に感じていらっしゃる方も多い今日この頃ではないでしょうか。あちらもこちらも気になり忙しいといった感じで、頭は常に忙しく働いているのに、でもなんだかふわふわとしているように感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
大丈夫、星々は常に動きながらエネルギーをもたらしてくれているので、イライラしたり自分を責めたりせず、上手に宇宙の流れに乗ってまいりましょう。
15日午前中のエネルギーを生かして
15日の早朝からお昼にかけて、木星、月、冥王星の3天体で大三角ができます。風のサインでできるグランドトラインという好ましい星の配置です。
何かを始めよう、あるいは広げようと思っていたりすることがあるのならばこの午前中のエネルギーをうまく活用してみてください。
16日から17日にかけて
16日の夜から17日の夕方まで、双子サインの最終度数にいる金星と水星が、魚サインの最終度数にいる海王星と90度という葛藤の角度を取ります。
「何が本当なのか分からない」まるで霧がかかったような海王星の作用の中で、「正しい選択をしなければ!」という思いが強まってきそうです。場合によっては路線変更を迫られるかもしれません。知識や情報と、湧き上がる感情との間で葛藤を経験したり。慌てて決断しなくても良いことなのであれば、この葛藤のエネルギーが落ち着くまで、少し様子をみるという選択を取るのもひとつかもしれません。
17日の夜、金星と水星が蟹サインに移ると、6月前半の流れからまた少し変化を感じてきそうです。人付き合いやコミュニケーションにおいて、今までよりも情感を大切にしたり共感を求める傾向が強まり、親しい人や仲間を守るという意識が大きくなりそうです。また、動植物を含め、保護したり育てることを楽しむ人も増えそうなエネルギー。
親しい仲間との交流が楽しく、特に17日の夜は、心許せる人と親密に過ごしたくなるような流れです。
6月21日 夏至
北半球では、1年のうちで最も日の出から日没までの時間が長くなる日です。南半球では逆に、日の出から日没までの時間が最も短くなる日、すなわち冬至となります。占星術的に言うと、太陽が蟹サインの0度0分に入った瞬間を夏至(南半球の場合は冬至)と呼び、今年は、6月21日の朝5時51分がそれに当たります。
この瞬間のホロスコープ、つまり夏至図は、秋分の日を迎えるまでの約3ヶ月間の日本の雰囲気を表す図として読まれるものです。
ここでも気になるのが魚サインの最終度数にある海王星。この海王星が、国のリーダーの状態や政府などを示すMCと呼ばれる天頂部分にくっついていること。これは、表向きには見えていないところで何かが動いている、でも霧がかったようによく見えず、騙し騙されやすい状態にある、そんな風にも読めます。
私たち一人一人がしっかりした頭と心の状態で惑わされないことが大事だなと思わされます。
“A good head and a good heart are always a formidable combination.”
「優れた頭と優れた心は常に強力な組み合わせである」これは、故ネルソン・マンデラ大統領の言葉です。
夏至の翌日は山羊サイン満月
夏至を迎えた翌日である6月22日10時8分、今度は満月を迎えます。夏至の強いエネルギーを携えたまま迎える満月です。
満月は太陽と月がホロスコープ上で180度反対側にある状態。月は山羊サインの1度にあり、太陽は蟹サインの1度にあります。そしてこの太陽・月と葛藤の角度をとっているのが、夏至のところでも述べた海王星です。
魚サインにある海王星をポジティブに作用させることができれば、時間や空間を超えた何ものにもとらわれない自由さ、創造性、感じとる力として発揮できるでしょう。
ただ最終度数にあることや他の天体たちとの角度を考慮するとネガティブな面も表れやすい状態のように思えます。
例えば、AIなどの急激な進化に伴い、私たちが目にする映像は、何がどこまで本物なのか見極めることが非常に難しくなっていますよね。だからといって、これらがない世界に戻ることはまずないでしょう。私たちに求められるのは、クリアな直観力であったり洞察力、ではないでしょうか。またそれらの情報をどう受け止め、どう生かすのかは結局その人その人の自由です。そういった思慮深さを得られるよう訓練されているような星の配置にも見えます。
また、魚サインの海王星は字が示す通り、水とおおいに関係しています。4ハウスの月と難しい角度を取っていることもあり、水害関係、あるいは農作物の不作などの現象として表れなければいいなと願います。
怖がるのではなく、必要な備えはきちんとしておくようにしましょう。
さて、太陽と月に戻ってきますと、蟹サインと山羊サインが強調されていることが分かります。蟹サインには太陽の他に、金星と水星がある状態で、安心を感じることができる場や人がとても大切なのが分かります。
一方、向かい側に位置する月が位置しているのは山羊サイン。こちらは堅実で野心的でもあります。常に何か現実的に成果をあげていたい、そんなエネルギーです。
蟹サインと山羊サインに共通しているのは「所属先」というテーマ。簡単に例えると、蟹サインが安心できる「家庭」を表すなら山羊サインは「会社」という組織を示しています。
もちろん1人暮らしの方もいらっしゃれば1人で働いておられるかもしれませんが、とはいえ、全くの1人で生きている訳ではなく、どこかに属している方がほとんどではないでしょうか。自分の属しているものに焦点が当てられ、関係性を見直したくなる人もいらっしゃるかもしれません。
満月のセルフケア
山羊サインの月は特に、現実的に物事を進めたり、はかどる状態になることで落ち着くようなところがあります。何もしないでゆっくりする、という方がストレスかもしれません。
なので、例えばこれだけはやってしまおうということを書き出すなどして、成果が分かるような形で取り組んでみる、というのも良いでしょう。
また、自分の子どもっぽい部分を無意識に抑えてしまうところがあるので、安心できる相手や場所において、もう少し素直な自分を出してあげる、感情を解放することを意識してみても良いかと思います。
山羊サインも蟹サインも活動宮の星座です。もう今の私には必要ないな、と思ったことがあるならば、感謝してそっと手放しましょう。新しい自分に生まれ変わるには、古い装備はもはや必要ないのですから。
本格的な夏の到来を前にしっかり心身の状態を整えておきたいと思っております。何か工夫されていることはありますか?良かったらコメント欄よりお聞かせくださいね。
皆で出来るだけ健やかに夏を迎えましょう。