2024年もあっという間に半分が過ぎて、7月がやってまいりました。7月生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます☆
今年は梅雨入りする前からの猛暑、しとしと雨というよりは豪雨に近い雨、といった様子ですよね。そんな過酷な状況でも紫陽花たちは綺麗に咲いてくれていて。どんな状況でもその一瞬一瞬を精一杯生きている花たちの姿にはいつも励まされます。
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土星は逆行中
少し戻ることになりますが、6月30日に土星が逆行を始めました。
魚サイン♓︎の19度まで進んできた土星ですが、ここから11月15日までの約5ヶ月間ゆっくりと来た道を戻っていくことになります。
時にとても厳しい土星先生ですが、現実的なチェックを入れたり制限をかけながらしっかりと物事を固めていく、機能させる、といったような働きも担っています。
ネイタルチャートをお持ちの方は、魚♓︎サイン19度〜12度と逆行していく付近がご自分のチャートの何ハウスにあるのか確認されてみても面白いと思います。そのハウスが示している内容において今一度見直しがかかってくるかもしれません。
ネイタルチャートをお持ちでない方も、ここまでとにかく広げてきた内容に関して、「本当に大丈夫ですか?」と土星先生の厳しいチェックが入ってくるかもしれません。今一度必要な調整を行うつもりでじっくりと対処すると良いでしょう。
星の動きが興味深い 7月2日
牡牛サインをゆっくりと運行中の火星と天王星の間を、月がすり抜けていく日です。(実際の空においても、日の出前のまだ暗い3時半や4時前には細い月が火星に接近しているのが見えるでしょう)
独自のルール、独自の感覚が目立ちそうです。人と同じは好まないし少々荒っぽくても斬新な形を求めやすい傾向が出てきそうです。興奮しやすいところがあるのでそのあたりは要注意。衝動的な言動や行動で後悔を生まないよう気をつけましょう。
一方、蟹サインにいる水星と魚サインの海王星がピッタリ調和の角度、また冥王星とリリスも含めてミスティックレクタングルという面白い星の配置ができます。
想像力が働きクリエイティブな活動にも適しているし、何か深く掘り下げて分析や調査をすることにも適しています。自分の持っている力を応用して生産的に使うのに良さそうな星まわりです。夜までの時間がこれに当たりますので上手にエネルギーを活用なさってみてください。
2日も夜になってくると、また様子が変わってきます。
水星は蟹サインから獅子サインへ
情感たっぷりだった雰囲気から、明るく華やかで目立ちやすい知性表現を好むエネルギーが強くなります。思考や表現にも演出力が加わり、集団の中の私個人が目立つような傾向が出てくるかもしれません。この影響は26日頃まで続きます。
7月6日 蟹サイン新月
7月6日7時58分、蟹サインで新月を迎えます。新月になる時というのはホロスコープ上で太陽と月がぴったり同じ度数に位置する時。今回は蟹サインの14度というところで重なります。
また同じ蟹サイン内の少し離れたところには金星も位置していてカイロンとは葛藤の位置関係。そしてこの新月に対してドラゴンヘッド やドラゴンテイルと呼ばれる感受点が挑戦の角度で関わっているのが特徴的です。
家族やごく親しい人、仲間との安心できる環境をとても大切に思うことでしょう。すごく繊細な感情を持ちやすい時でもあります。現実世界の日常生活を充実させたい、そんな思いも強まりそうです。
ただし、それを叶えるためには、時に率直な自己主張やリーダーシップが必要だったり、あるいは広く人々に対して工夫して伝える努力や調和を生み出す努力が必要であることを実感するのかもしれません。
また、天頂近くでは火星と天王星が目立ちます。社会的にみても、自由を求める動き、そのための行動が加速しそうな雰囲気です。
ちょうど東京では選挙活動もピークの日となりそうですね。
新月は種蒔きのとき
ネイタルチャートをお持ちの方は、蟹サイン♋の14度が自分のチャートの何ハウスに位置しているかを確認し、そのハウスの示すエリアにおいての種蒔きをされるのを強くおすすめします。ただし、ハウスの内容にとらわれすぎる必要はありません。(上に記したハウスの表もご活用ください)
先述した新月の示す内容を受けて、安心できる環境を大切にしつつ、少し戦略的に自分のできることを考えてみても良さそうです。ぜひ意識的に「意図すること」をしてみてくださいね。
7月7日 七夕 ぜひ短冊をクリエイティブに書いてみて
もしかしたら1年で1番夜空を見上げる人が多い日であるかもしれない、七夕の日。織姫と彦星のお話は皆さまご存知だと思いますが、昔は織姫や彦星に漢詩や和歌を捧げる習慣があったと言います。
現在のような笹飾りになったのは、江戸時代だそうです。寺子屋が広まった江戸時代はお習字など習い事の上達を願う行事として親しまれ、短冊に願い事を書くことが広がっていったようです。
この日の夜空の星の配置はといいますと・・・獅子サインにいる水星に月が近づいていきます。これは短冊を書くのが楽しそう!
例えば歌会と称して、昔のように漢詩や和歌を使って短冊を書いて楽しむのも良いアイディアかもしれません。感情を言語化するのに長けている時です。旧暦の7月は、織姫と彦星に漢詩や和歌を捧げたことから「歌見月うたみづき」とも呼ばれたそうです。情緒ある日本語ですね。
なお「五色の短冊」の「五色」とは、中国伝来の陰陽五行説に基づく「青・赤・黄・白・黒」の五色のこと。短冊をこの五色で用意してみるのも良いかもしれません。
7月12日 自信を行動にうつして
まだ夜が明ける前に金星が獅子サインへ移動します。海王星とは調和の角度、冥王星とは緊張を感じながらも外に向かって表現していくオポジション、この時太陽は土星と調和という状態になります。
自信を持って一歩踏み出す力強さを感じさせる配置です。
お昼頃には天秤サインに月が入り、ミスティックレクタングルという星の形を形成します。1人で、というよりはお相手が関わってくる事柄において特に良い流れを生み出すことができそうな星の配置。どうぞこのエネルギーにのって望んでいる行動を起こしてみてください。