今回は、寝苦しいあつーい夏の夜におすすめの、簡単サッパリレシピを紹介します。
不眠にはこの夏野菜!
夏になると、『寝つきが悪い』『途中で起きてしまう』『朝スッキリ起きられない』など、睡眠トラブルに悩まされている方、いるかもしれません。
夏は気温も湿度も高く、とても寝苦しいですね。汗をかくことで自律神経も乱れ、深い眠りに付けないことで、1日の疲れもとれないままになってしまいます。疲労が溜まったままですと、免疫力も低下し、体調を崩しがちになったり、夏バテにもなってしまうのです。早めの対策が必要ですね。
そこで今回は、寝苦しい夏におすすめの簡単レシピを紹介します。使う食材は、夏野菜の定番『トマト』です。使いやすいトマトは、普段から手に取ることが多いのではないでしょうか?実は、睡眠にも良い食材と言われているのですよ。
五性 涼
帰経 肝・脾
トマトは薬膳で、水の巡りを良くする食材です。夏の夜は身体に熱がこもりがちですが、トマトを食べることで適度に身体を冷ましてくれる為、より良い睡眠を取ることが出来るのです。また、夏場の食欲不振や不眠、夏バテの症状にもおすすめです。胃腸の働きにも良い食材ですよ。
◯GABA
◯トリプトファン
◯ビタミンC
○ビタミンE
◯β-カロテン
○カリウム
○食物繊維など
GABAはアミノ酸の一種で、神経の興奮を抑える作用があり、疲労回復やストレスを緩和してくれます。神経の興奮を抑えるということで、睡眠の質を上げてくれると言われているのです。また、トリプトファンは、メラトニンの分泌を促進してくれます。メラトニンは、自然な眠りを誘う『睡眠ホルモン』ですので、より良い睡眠をとることが出来そうですね。
その他にも、トマトというと思い浮かべるリコピンは、抗酸化作用が強いですので、暑さで身体に疲労がたまりやすい夏にはとても大切ですね。身体の疲れをとることで、睡眠の質も良くなりますよ。
簡単!トマトの冷製スープ
今回のレシピは、暑い夏におすすめのサッパリ冷製スープです。暑い日にも、喉を潤してくれて、身体も心もスッキリとしますよ。冷製スープというと、スープを作ってから冷やして、、、など何かと手間と時間がかかりますよね。しかし今回の冷製スープは、なんと、火も使わずにあっという間に作ることが出来ます。暑い日は、やる気が出ないことも多いですが、このレシピでしたら、5分もあれば出来てしまいます。
そして、一緒に入れる食材は、『バジル』です。イタリア料理などでもお馴染みのトマトとバジルは、とても相性が良さそうですね。バジルの香りがとても良く、サッパリとしているので、気の巡りも良くなりそうです。また、トマトは冷やす性質ですが、バジルは温める性質があるので、冷やし過ぎも防いでくれますよ。
五性 温
帰経 脾・肺
レシピ
材料
バジル 5g(5~6枚)
豆乳 大さじ2
☆調味料
オリーブオイル 大さじ1
野菜だし 小さじ1
塩 一つまみ
作り方
1.トマトはあらかじめ冷凍しておく。(今回はそのままですが、へたを取っておくと便利)
2.水につけ皮を剥く。(冷凍しておくと簡単に皮むき出来ます)
3.トマトとバジルをフードプロセッサーに入れて撹拌する。
4.細かくなったら☆の調味料を入れて、もう一度混ぜる。
5.最後に豆乳を入れて、このように滑らかになればOK!(凍り過ぎている場合は、溶けるまで少し待ってもOK!シャリシャリ食感で食べてもOKです!)
まとめ
いかがでしたでしょうか?難しいと思っていた冷製スープが、あっという間に出来てしまいました。このレシピでしたら、暑い日でも手軽に作ることが出来ますね。夜ご飯に食べると、身体も心もスーッとし、良い睡眠をとることができると思いますよ。また、生活では、夏は暑いですが、毎日湯船に浸かることも大切です。湯船に浸かることで、しっかりと疲労回復することが出来、良い睡眠に繋がります。(汗をかくまでつかることは逆効果ですよ)また、夜に身体を動かしすぎることもNGです。適度なストレッチなどにしましょう。そのうえで、トマトの冷製スープを是非、お試しください!