うなぎだけじゃない!土用の丑の日はこれで決まり!

うなぎだけじゃない!土用の丑の日はこれで決まり!
みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている櫻井麻友です。
今回は、夏の土用の丑の日におすすめのさっぱりレシピを紹介します。

丑の日にはこの食材!

早速ですが、7月24日は土用の丑の日ですね。大暑も過ぎ、丑の日が来ると本格的な暑さが始まる!と感じる方も多いと思います。

ところで土用の丑の日とは、いったいどのような日なのでしょう?意外と知らない方もいるのではないでしょうか。
土用とは季節の変わり目のことをいいます。ですので、土用の丑の日も春、夏、秋、冬、すべての季節にあります。そして、季節の変わり目は体調も崩しやすいので、用心して身体に良いものを食べましょう!という習慣が生まれたのですね。

土用の丑の日といえば、『うなぎ』ですね。うなぎを食べるようになったのは、色々な説があるそうですが、実はこの季節にうなぎが合わない方も多いのです!確かにうなぎは、薬膳でも滋養強壮作用があり、夏バテや疲れた身体に効果的です。しかし、ジメジメの暑さで『脾』が弱っている方が、脂っぽいうなぎを食べては逆効果です。土の季節は、どうしても脾が弱りがちであり、また湿気が多い国で暮らす日本人は、脾が元々弱い方も多いのです。ですので、特に、季節の変わり目『土』の季節は、胃腸に良い食べ物を食べることがおすすめですね。

今回はそんな方におすすめの、食欲も増すさっぱりレシピを紹介します。使う食材は、『梅干し』『黒ごま』『うどん』です!丑の日おすすめの食材を、ふんだんに使っちゃいましょう。土用の丑の日には、うなぎの他にも『う』が付く食べ物や、黒い食べ物がいいそうですよ。

まず、梅干しは薬膳的にも、この季節にぴったりの食材です。

五味 酸
五性 平
帰経 肝・脾・肺

梅干しは『脾』に帰経しているので、胃腸の働きを良くしてくれます。また、エネルギーを補う食材で、疲労回復、夏バテ、風邪予防にもおすすめです。さらに梅干しは昔から薬としても使われてきたもので、『梅は三毒を断つ』と言われ、『食毒・血毒・水毒』をとってくれる万能薬なのですよ。

そして、栄養たっぷりの黒ごまです。

五味 甘
五性 平
帰経 肝・腎

黒ごまは薬膳で、血の巡りを良くする食材です。滋養強壮作用があり、夏の暑さで疲れた身体にもおすすめです。また、夏は汗をたくさんかき、腸に水分が回らず便秘になってしまうことがあります。黒ごまは腸を潤してくれるので、乾燥からの便秘にも効果的ですよ。

さっぱり!ごま梅うどん

今回は、暑く食欲が出ない時にも、さっぱりと食べられるうどんだれレシピを紹介します。丑の日に良いとされる『う』が付く食べ物の『梅干し』と『うどん』そして、黒い食材の『黒ごま』を使って簡単な1品料理を作っていきます。夏休みは、毎日3色のご飯づくりがとても大変ですよね。そんな時にパパっと作れる1プレートレシピはとても助かります。また、うどんはのど越しも良く、夏の食欲不振にはとても良い食材です。消化も良いですので、夏に不調が出やすい胃腸にも負担が少ないですね。

そして付けだれは、火も使いませんので、混ぜるだけであっという間に出来てしまいます。今回は、丑の日ということで、『うどん』にしましたが、普段は蕎麦やそうめんなどお好きな麺類、または、生サラダ、温野菜や焼き野菜など、どんな料理にも合いますのでお試しくださいね。また、今回は黒ごまで作りましたが、白ごまでもとても美味しいですよ。気分に合わせてお使いください!

レシピ

材料

梅干し 2つ
すりごま(黒) 大さじ2
練りごま(黒)小さじ2
アガベシロップ 小さじ2
味噌 小さじ1
めんつゆ 100ml(めんつゆ用に希釈)

作り方

1.梅干しは種を除いておき、めんつゆ以外の材料をボウルに入れる。

2.よく混ぜ合わせる。こんな感じになればOK!

3.希釈しためんつゆを入れて混ぜる。

4.器に盛り付ければ完成!

まとめ

いかがでしたでしょうか?とても簡単に1プレートレシピが出来てしまいましたね。うなぎが苦手な方や、うなぎが身体に合わない方は、今年の夏の丑の日に是非試してみて下さい。もちろん丑の日でなくても、夏の暑い季節にはぴったりのレシピですので、食欲がない時や忙しい夏休みにもおすすめですよ。土用の丑の日が過ぎると、暑さはさらに増していきますので、日ごろから暑さ対策をし過ごしてくださいね。身体がだるい時は、無理をせずゆったりと過ごす時間も大切です。夜はぬるめの湯船につかり、早めに布団に入りましょう!そして、さっぱりごま梅うどんもお試しください!

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