
今回は、『梅雨』のジメジメした季節におすすめの、さっぱりレシピを紹介します。
梅雨の体調不良にはこの野菜!
ジメジメとする季節がやってきましたね。梅雨の湿度は平均して、70%~80%になり、5月から急激に高くなるのです。
そんなジメジメした季節が苦手!という方、とても多いのではないでしょうか。恵みの雨でもありますが、身体も心もどんより、身体や頭は重だるくなりますよね。
○頭痛
○下痢
○頭や身体が重い・だるい
○食欲不振
○めまいなど
そこで以前、水の巡りを良くして湿を排出する小豆のレシピや、脾の働きを助ける粟のレシピを紹介しました。
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そして今回は、辛味食材を使い身体を温め発汗させて、湿を排出させるレシピを紹介します。漢方で言う辛味は、ピリッとする辛さだけではないのですよ。使う食材は、『しそ』『みょうが』『生姜』です。どの食材も香りが良いので、巡りも良くなりそうですね。
五性 温
帰経 脾・肺
しそは薬膳で、気の巡りを良くする食材です。気の巡りを良くすることで、胃腸の働きも良くしてくれます。
五性 温
帰経 肺・腎
みょうがは薬膳で、気血の巡りを良くする食材です。身体を温め血流を良くし、月経痛や月経不順に良いと言われています。また、風邪予防にも効果的です。
五性 温
帰経 脾・肺
気・血・水の巡りを良くする万能食材です。身体を温めてくれ、イライラ感にも効果的です。
どの食材も身体を温め、身体の巡りも良くしてくれますね!これらの食材を組み合わせることで、ジメジメした気候にも負けない料理が出来そうです。
簡単!さっぱり冷や汁
今回のレシピは、火を使わない簡単レシピです。みなさんも一度は食べたことがある『冷や汁』です。夏の定番料理!という家庭も多いのではないでしょうか。冷や汁は日本の伝統的な料理で、夏に食べるにはとても理にかなっています。
とても簡単なので、あっという間に出来てしまいますし、なんと言ってもさっぱりとした味が食欲を増しますね。どんよりと身体が重くても、暑くてだるい夏でもサラサラと食べれてしまいます。
今回冷や汁に使う、きゅうりや豆腐も水の巡りを良くする食材ですので、より効果が期待出来そうですね。また、きゅうりや豆腐は身体を冷ます作用がありますが、辛味食材と一緒に食べることで、身体の冷やし過ぎずを防ぐことが出来ます。
レシピ
材料
きゅうり 1本
みょうが 1つ
大葉 5枚
生姜 ひとかけ
塩 適量(塩揉み用)
☆
みそ 大さじ5
すりごま 大さじ5
だし汁 800ml
作り方
1.水に出汁を取っておく。今回はだしパックを使います。
2.きゅうりはスライサーで切り、塩揉みをしておく。水がでたら良く絞っておく。
3.しそ、みょうがはみじん切りにし、生姜はすりおろしておく。
4.味噌とすりごまを合わせ、少しだし汁を入れて溶いておく。
5.だし汁に溶いた味噌を入れ、よく混ぜる。
6.豆腐は手でちぎり、ほかの材料も全ていれれば完成!
まとめ
いかがでしたでしょうか?とても簡単に、さっぱりとした冷や汁が出来てしまいましたね。梅雨のジメジメの季節や暑い夏の季節には、バッチリなレシピです。ご飯にかけても素麺の付け汁にしても美味しいですよ。食欲がない時でも、このレシピでしたらサラッと食べれてしまいます。また、火を使わずに作ることが出来ますので、忙しい時も暑い夏の日も助かりますね。
お子様がしそやみょうがや生姜などの薬味が苦手でしたら、薬味はお好みで後から混ぜて食べて下さい!
そして、生活では汗をかかない程度に、軽い運動をすることもおすすめです。雨ばかりで外にも出掛けられず、気持ちもどんよりとしがちですので、家の中で少し身体を動かしリフレッシュ出来るといいですね。身体を動かすことで、水の巡りも良くなりますよ。食事では一度にたくさんの水分を摂らずに、こまめに少しずつ摂るようにしましょう。冷たいものも厳禁ですよ。その上で、簡単冷や汁レシピも是非お試しください!