こんにちは。2023年がスタートしてあっという間に半月が経ちました。皆さま 良いお正月を過ごされましたか?星読みエバンジェリスト KIHO です。
まずは、1月生まれの皆さん!お誕生日おめでとうございます☆
昨年末から逆行していた水星は、1月18日、順行に戻ります。年末年始という期間に「考えや伝達」を「振り返り見直す」意味もある水星逆行というイベントは良いタイミングであったのかもしれませんね。
同日18日から19日にかけては、太陽と冥王星がホロスコープ上で重なる日。1年かけて1周する太陽と冥王星が重なり合うという現象は1年に1度のことになります。冥王星が象徴するのは「力」。冥王星の「力」に「支配」される側になるのではなく、自分がまたひとつ強くなる、そんなつもりで迎え入れたいアスペクト(天体同士が作る角度)です。
去年、冥王星の上を太陽が通過した時よりも、1年かけて経験を積み重ねてきた私たちは、冥王星のパワーを得てまたひとつ強いパワーを秘めた心を持てるようになるのだと思います。社会的にも勢いを感じる時になるかもしれません。
山羊サインと水瓶サインの対比が際立つ新月
1月22日の朝5時53分、日の出前の東の空で新月が起こります。
今回の新月は地球に近いスーパームーンなのですが、残念ながら新月のためその姿は見えません。姿こそ見えないものの内包するエネルギーはなかなかパワフルです。
水瓶サインの1度というフレッシュな度数にいる太陽と月は、同じ風のエレメントを持つ双子サインの火星とは調和的なアスペクト(角度)を作っています。
同じ水瓶座に金星と土星もいるため、風のサインだけで5天体も。コミュニケーションも活発な様子です。
また、水瓶サインは不動宮であり、強い決意を持つ感じがホロスコープにも表れています。やり抜く力、良くも悪くも頑固な空気感も漂います。
山羊サインの終わりにいる冥王星と水瓶サインの始まりにいる新月はくっついているような状態。(コンジャンクション=合と呼ばれるアスペクト)
とはいえ、この山羊サインと水瓶サインの持つ雰囲気の違いは大きく、冥王星は山羊サインらしさを、新月の方は水瓶サインらしさをそれぞれ激しく主張しているようにも見えます。例えば、冥王星は集団など集合体のルールや制限を受け入れ耐えることを求め、新月はより自由であることや独立を求めているのかもしれません。牡羊サインにいる木星はそんな新月をサポートしているかのようです。
個人のネイタルチャートとの兼ね合いにより、影響の出る場面や出方にそれぞれ違いはあるものの、日本のチャートにおいては、1ハウス(ハウスはお部屋・現場のようなもの)が非常に強調されている状態です。
1ハウスには新月に加え、冥王星、金星、土星までもが、「国民・世論」を表すハウスにあるため、先述した雰囲気を社会の様子として誰もが強く感じることになるのかもしれません。(個人的なテーマは、あなたの水瓶座の1度がどのハウスに位置しているかによって変わってくるのでネイタルチャートをお持ちの方はチェックしてみてくださいね)
またこの水瓶座新月の支配星である天王星は、この新月を迎えた1日後(1/23)には逆行を終え、順行へと戻ります。この日から、約3か月間は、全ての天体が「順行」という珍しい状態になります。振り返りの時期を終えたかのように、全ての天体が前を向いて動き出す。物事が進むスピードがより勢いづいたように感じられるかもしれません。
ひとつ気をつけておきたいのは、牡牛座にいる天王星が逆行から順行へ転ずる前後数日(新月前〜新月後数日)は特に、突然の動き(地震や噴火などを含む)が起きやすいかもしれないということです。備えあれば憂いなしで、できることはしておきましょう。
新月に種を蒔いておこう
新月という始まり。何か小さなことでもいいので「〜する、〜になる」とイメージしながらそのための種蒔きをするといいと思います。
それは、もしかしたら「本を一冊買う」ことから始まるかもしれないし、「自分で良くないと思っている習慣を1つ減らす」ことで始められる何かかもしれないですよね。翌日1/23は、月が火星と調和的な角度を作り、活力を感じることができそうですのでこの新月からの流れを利用してグッと波に乗ってくださいね。
一旦始めれば、遂行する力を感じさせるパワフルな新月なので、ぜひ思いを書き出してみておいてください。あるいは、インターネットとも関係の深い水瓶サインの効いている新月ですから、紙と鉛筆で「書く」代わりに「入力」や「発信」という方法を取ってもいいかもしれません。
疲れをためず、脚のケアも忘れずに
水瓶サインは、すね、足首、循環器系と関係があると言われています。これだけ水瓶サインの1ハウスに天体が集まっていますので、例えば「足首の捻挫」や「下肢の静脈瘤」などに注意なさってください。
「疲れをためないこと」がとても大切だと思います。足の疲れやむくみを取ると同時に「ゆるめる」という意味でも、「マッサージ」や「ゴキブリ体操」がおすすめです。
少々聞こえの悪い体操の名前ですが、名前の通り「ゴキブリがひっくり返って手足をバタバタ動かしているようなイメージ」で行います。
イラストのように、まず、仰向けになり、肩幅に開いた足と手を垂直に上げます。(ピーンと緊張させないでゆるく)手は手刀を切るように足はブラブラと振動させます。1分ほど続けると、滞っていた血流が流れ出すのを感じて、とっても気持ちがいいですよ。
ヨガの先生に教えて頂いてから、私も時々実践しています。頑張らなくてもできちゃう体操なので、気持ちをゆるめるのにもピッタリです。ぜひ生活に取り入れてみてください。
まだまだ寒さは続きますが、来月には立春を迎えます。新しい季節に向かって心も元気にお過ごしください。
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