2023年もなんと半分まで来た6月、いかがお過ごしでしょうか。紫陽花がちらほら。雨の季節の到来ですね。
星読みエバンジェリスト、KIHOです。
6月生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございます!
最近は日の入り時刻が随分と遅くなり明るい時間が長くなりました。暗くなってくる頃に西の空を眺めると金星がキラキラ輝いています。宵の明星です。
この金星ですが、4日の満月の日には太陽から最も離れて見える「最大離角」という状態になるそうです。明るく見つけやすいはずですのでぜひ空を見上げてみてください。金星の近くには火星も見えるはず。
さて少し戻りまして満月の前日のホロスコープを見てみます。
6月3日のお昼頃に 月、金星、海王星の3天体でグランドトラインという正三角形ができます。水のエレメントでできるこのエネルギーは、感受性が豊か。直感にも優れています。自然や芸術に触れたりする時間を持つことができそうならぜひぜひ。瞑想で直感力を鍛えるのも良いでしょう。誰かの気持ちに寄り添い保護するようなそんな優しいエネルギーも持ち合わせています。
広い視野を促しているストロベリームーン
6月4日には射手サインで満月を迎えます。
Strawberry moon (苺月)やRose moon (薔薇月)とも呼ばれる6月の満月ですが、この時期の月の高度は低いため夕方ごろ(地平線に近い時間帯)は特に、少し赤みを帯びた色に見えやすいそうです。そして普段より少し小さめの満月かと思います。晴れて観測できるといいですね。
今回の満月図ですが、先月の新月に引き続き、ハードアスペクトが2つ合わさってできるグランドクロス と呼ばれるアスペクトがあり、日本の場合8ハウスが非常に強調されている状態です。「税金、証券、債務、国際金融、相続、損失、社会保障」などを表すハウスに、天王星・水星・木星とドラゴンヘッド 。これらのテーマが目立っています。
大きな変化は避けられないかもしれませんが、ドラゴンヘッド が木星と共にあり、社会全体が向かっていく方向性をきちんと示しているようにも見えます。
広い視野を持ち、変化をポジティブに受け止めることが大切になってきそうです。
水星と天王星は1度差でくっついている状態。これは「キレの良いシャープな知性」といったポジティブなエネルギーとして活用したいところ。
水星と天王星のいる度数を見ても「直感」「自分の心の声を聞く」ということを大切にするよう促されているようです。突然のひらめき、今までとは違う物の捉え方をするきっかけが与えられるかも。ただし、何事においても価値観は人それぞれであるということも忘れずに。
今回の満月は射手サイン13度で起こります。
こちらもまた広い視野がキーポイントに。地球視点、延いては宇宙視点で物事を観察したり理解したりして自分の教養が広がっていくそんな度数でもあります。火星とはトラインという調和の角度で、勢いもあります。
満月期間のおすすめアクティビティ
ズバリ、瞑想です。
理由は色々とあります。先にも記したように「直感」がテーマになっているポイントがたくさんあること。壮大な宇宙の話になってしまうのであまり詳しくは記しませんが、ギャラクティックセンターと呼ばれる天の川銀河の中心部と海王星がぴったりセクスタイルの時期であることや、グレートアトラクターと呼ばれる射手サインの14度付近で今回満月が起きるということなど、宇宙からのエネルギーととても繋がりやすい時期になるのではないかということです。
この時期、予知能力とまではいかなくても不思議と「感じる」みたいな経験をする人が増えそうだなと思うのです。本来誰もが持っていると言われているシックスセンス、第六感的なものが活性化されるのかもしれません。
瞑想は、一朝一夕でできるようになるものではありませんが、今までやったことはないという方もこの機会に始めてみられるのをおススメいたします。水星と天王星の合(くっついている状態)で神経が過敏になりがちなので、心を落ち着けるという意味でも瞑想はおすすめです。
冥王星も水星もサイン移動
6月11日、逆行中の冥王星が水瓶サインから山羊サインに戻ります。このまま2024年1月下旬まで山羊サインに留まります。
3ヶ月弱あった冥王星水瓶サインのお試し期間を皆さまはどう感じられましたか?少し先の未来の序章を見せられたような、そんな印象を受けられた方も多いのではないでしょうか。そんな冥王星ですが、一旦山羊サインに戻ることで、現在の現実的な問題で残っているものをクリアにするよう再度私たちに促してくるかもしれません。
2023年は「時代の節目」「変化の年」などと見聞きされている方も多いのではないのでしょうか。 それを肌で感じていらっしゃる方にもそうでない方にも、なぜそのように言われているのかを占星術的な視点から出来るだけシンプルにお伝えできたらと思[…]
そして同じ6月11日、水星はホームの1つである双子サインへ移動します。
俄然スピーディーに。思考が忙しくなり知性は活発化。ともすると目まぐるしい状態で神経が休まりにくいとも思いますので、意識して脳を休めるようにしてください。
6月後半には夏至を迎えることになります。心身の状態をしっかり整えて夏本番を迎えたいと思います。