謹んで新春のお慶びを申し上げます。星読みエバンジェリスト KIHOです。2023年がスタートしましたね。
ここ数年、経済的あるいは肉体的・精神的に大変な時を過ごされてきた方も多くいらっしゃるのではないかと思います。まさに時代の大きな節目に生きている私たちです。
2023年、引き続き変化の大きい年になると思いますが、その変化を作っていくのは他ならぬ私たち自身だということを忘れずにいたいですね。
無理に元の世界に戻ろうとするのではなくて、この数年で得た新しい意識のもとに、どんな世界にしていきたいのか。宇宙は常に必要なエネルギーを送ってきてくれているはず。愛にあふれた世界を、私たちはきっとつくっていくことができると信じています。
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極端になりやすい!?元旦
愛や美、お金を象徴する金星が、何事も極端にしてしまう冥王星と、とても近くにいる状態で始まる元旦です。
個人のネイタルチャートとの兼ね合いにより、影響の出る場面や出方にそれぞれ違いがありますが、例えば対人面において、支配的な態度や力であなたをコントロールしてこようとする人には注意するべきでしょう。経済面においても、良くも悪くも影響が強く出がちです。
また1日の夜遅くから2日のお昼過ぎにかけて、月が牡牛座の天王星と重なります。自分の中に存在する独立心あるいは反抗心みたいな感情を意識することになるかもしれません。
金星が水瓶サイン入り・・・壁を超えた対人関係へ
1月3日のお昼頃、双子サインに移動する月と水瓶サイン入りする金星が、ぴったりトラインと呼ばれる調和的な角度を取ります。この頃になると爽やかなコミュニケーションを楽しむ事ができそうです。
金星は1月27日まで水瓶サインを進みます。
年齢や性別、国籍などの壁を超えた対人関係が作られやすい時期。議論を恐れず、より多くの人とコミュニケーションを取ろうとするムードが高まっていきそうです。
安全・安心を求める蟹座満月
2023年1回目の満月は1月7日蟹サインで起こります。
満月が与える影響は当日だけでなく前後数日に及びます。それだけでなく、次の新月までの約2週間、わずかながら影響を及ぼしていると考えられます。
蟹サインは心の安全・安心を求めるサイン。また「育てる」「養う」力が強いサインでもあります。母性のようなイメージです。
日本の場合、この満月が 6ハウスで起こります。
「日々のルーティーン、お仕事や、健康、また国として捉えるならば 国防面においての安全・安心」を、「より実務的・現実的に求める」・・・全体としてはそんなイメージの満月です。(この満月があなたのチャートのどこのハウスで起きるかによって個人的に影響が出やすい場面は違ってきます)
宇宙レター 11月前半 今月から、西洋占星術の視点を取り入れた「宇宙レター」を毎月お届けさせてもらうことになりました。星読みエバンジェリストKIHOです。 古代バビロニア時代の天体観測を起源とする「西洋占星術」は、天体が地球に及ぼす[…]
またこの満月時の太陽、月と葛藤の角度をなしているのが牡羊サインにいるカイロン(またはキロン)と呼ばれる天体です。色々困難はありながらも、苦しむ人たちへのヒーリング、何らかの形で癒しが与えられる可能性が。期待したいですね。
また牡牛座の天王星はこの満月時の太陽にも月にも非常に良い角度をとっているのです。
天王星は変化、革命の星。新しいパターンが人々に好意的に受け入れられやすく、何かしらの突破口になったりする可能性が考えられます。意識の改革が進むのかもしれません。この波に乗るには今までの状態にただ固執するのではなく、虚心で見つめ、変化することを恐れない心持ちでいることだと思います。
心の安定に効くセルフケアを
恐れを手放し、心を安定させるためには、まず「自分が安心できる居場所を確保する」のが何よりも大事。ゆっくりお風呂に浸かるのもいいし、動植物のお世話をするのもいいでしょう。
魚座にいる海王星とトラインという調和の角度を取っているので、瞑想もオススメ。深く入る事ができると思います。
12年前を思い起こしてみる
昨年末、木星が12星座のトップバッターのサインである牡羊サインに入りました。
木星は約1年かけて1つのサインを進んでいきます(一定のリズムでという訳ではありません)ということは、約12年に1度訪れるスタート地点で木星が現在輝いていて、ここから新たに12星座のサイクルを進んでいこうとしているのです。あなたの12年前(2011年の1月〜5月頃)を思い出して。その頃活性化した分野がまた再び活性化されていく可能性が。あるいは昨年2022年の5月中旬から10月にかけても牡羊サインの前半に木星が滞在していたので、その時のことを思い出してみるのも有効です。
ただし、12年前と同じ視点で同じところを歩むのではなく、またひとつ内面的に成熟した自分で自分の成長の始まりの地点に立てているか、これからどんな風に進んでいこうかということを少し意識しながら観察してみると面白いと思います。
蟹座満月後の宇宙模様は・・・
1月12日の空は月・水星・天王星で地のグランドトライン(正三角形)を形成します。感情が広い視点から考えようとする知性と結び付き、冴えた表現ができるかもしれません。
1月14日には、水瓶座金星と牡牛座天王星がスクエアという角度を取ります。
突然の変更などが起こる可能性もありますがその一方で、風サインの水瓶座の金星に対し、地のサインの独自性が加わって、いつもとは少し違った独特のセンスが発揮されやすい時とも言えます。変化が必要な人は上手に利用してみてくださいね。
年初めは何かと忙しく心にも余裕がなくなりがちですが、宇宙からのエネルギーに合わせて上手にセルフケアを取り入れてみてください。
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
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