一旦は和らいだかと思われた寒さもまた厳しいものとなった2月。皆さまいかがお過ごしでしょうか。星読みエバンジェリスト KIHOです。
バレンタインデーから2日後の2月16日は水瓶座で太陽と土星がぴったり重なります。キリッとした空気感が漂い、改めて現実を見つめることになりそう。バレンタインマジックはどこへやら、恋が冷めてしまう人もいらっしゃるかもしれませんね(笑)
恋はさておき、客観的な自分を確立していくような流れでもあります。
太陽は12サインのアンカーである魚サインへ
2月19日には太陽が水瓶サインを抜けて12サイン最後である魚サインに入ります。
魚サインの世界・・・それは壁や境界線の存在しない、生きとし生けるもの全てが互いに繋がり合うかのような融合-ワンネス-の世界です。愛と調和を心で感じ取る世界です。
3月の春分の日(つまりは太陽が12サインのトップバッターの牡羊サインに入る日)まで、太陽はこのワンネスの世界を漂うことになります。
自己に向き合う新月を
2月20日は魚サイン1度で起こる新月です。1度という度数で起こる新月は、昨年11月の新月から今回で連続4回目… !
内観するための静かな時間を持ちたくなる、そんな新月です。
魚サインはとってもセンシティブ。繊細な方の中には感情が溢れてきて少々圧倒される場合があるかもしれません。涙を流すことで感情が解放され、そのあとスッキリすることもあるでしょう。必要ならばプロの方の手を借りるなどして自分を癒してくださいね。
できれば自然の中で裸足になってアーシングを行いたいところですが(魚サインは足とも関連しています)それをするには寒すぎる今の季節・・・
室内の窓から外を眺めるでも良いですし、少しお外をお散歩してみても良いですし、日常の喧騒を離れて、周りに存在する自然を感じてみませんか。美しい音楽など芸術に触れるのもとても良いと思います。
また水瓶サインにいる水星は多くの天体とアスペクトを取りながら活性化されている状態にあります。個性的な考えが突然浮かんだり、ひらめきを得やすい配置です。頭の回転が早く勢いがありますが、その分 言い過ぎ、やり過ぎには少々注意が必要です。
今回の魚サインで起こる新月は、水瓶サインの終わりの方にいる土星とも非常に近い状態にあります。この土星のいる度数は変容を表す場所でもあるため、潜在的に望んでいたものが明確になってきて、この新月ではっきりと感じ取られる方もいらっしゃるでしょう。
そんなサインがあったら見逃さないで。
この土星は太陽の後を追うかのように来月には魚サインに入っていきます。土星の魚サイン入りは、社会においても大きな節目となるタイミングと言えるでしょう。これについてはまた、来月の宇宙レターで触れさせて頂きたいと思います。
新月ですから、忘れたくないのが種蒔き。新月という「始まり」の時に、何か小さなことでもいいので「〜する、〜になる」とイメージし、書き出してみると良いと思います。
(ネイタルチャートをお持ちの方は、ご自分の魚サイン1度がどのハウスに位置しているか確認して、そのハウスに関連することで種蒔きの内容をイメージされるのをオススメします)
新鮮な刺激を求める牡羊サインの金星
新月を迎えてすぐ、金星は魚サインを抜けて牡羊サイン入りします。魚サインにいた時の金星とはまた随分と違った雰囲気を纏うことになります。
金星は、ローマ神話の女神ヴィーナスから名付けられた星。金星が示すものは、愛、美や美的感覚、快楽、愛情、金銭など。
牡羊サインの金星になると、常に新しい楽しみや刺激「新鮮さ」を求めるようになります。2月22日の夕方から23日にかけて、牡羊サインで、金星、月、木星が大集合。その他の天体の配置からしても、新鮮な刺激を求めたくなりそう。楽しむのは良いけれど、悪ノリにならないよう充分注意しましょう。
アインシュタインから見る魚サインの世界
魚サインに太陽を持つアインシュタインは、想像や創造について多くの言葉を残しています。彼はまた、自分が物理学者でなければ音楽家になっていただろうとも言っています。音楽を弾きながら考え事をすることも多かったそうです。
“Imagination is more important than knowledge. Knowledge is limited. Imagination encircles the world.”
空想は知識より重要である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。
まさに魚サインの世界です。
彼はまたこんなことも言っています。
“Look deep into nature, and then you will understand everything better.”
深く自然を観察せよ、そうすれば全てのことがより分かるようになる。
この地球に感謝し、この地球に生きる喜びを感じながら、どうぞ 素敵な2月後半をお過ごしください。
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