宇宙レター 6月後半2023

「しとしと」を通り越し「じとじと」が続くこの季節、心身共に重だるさを感じやすいのではないかと思います。アジサイがあんなに雨を喜んでいるように見えるのは何故だろうと思っていたのですが、アジサイの葉には数多くの気孔があり、普通の植物よりも水分蒸散量が多いそうなんです。アジサイの葉っぱは大きくて数も多いので、水はけ機能がきっとトップクラスなんでしょうね!

私たち人間は、葉っぱこそ持てませんが生活習慣や食事で水はけを良くする工夫ならできるはず。こちら漢方メディアで紹介されている記事も参考に、水はけを良くする生活を心がけながら過ごしております星読みエバンジェリストのKIHOです(前置き長くなりました)

翼の生えた水星は好奇心いっぱいに色んな視点を与えてくれる

さて、6月11日に水星が、ホームのひとつである双子サインに入りました。マーキュリー(水星)は神話の姿さながら、翼の生えた靴や帽子をかぶっているかのようなスピードで、他の天体たちとアスペクトを次々と作りながら前に進んでいきます。

まるで毎日違う形や違う色のメガネをかけているかのように感じるかも!?新しい視点が見えてきたりするかもしれません。頭はフル活動していると思いますので、それを楽しみつつも神経を休める工夫を取り入れてみてください。

好奇心の満たし方はいかように?双子サインで迎える新月

6月18日、お昼過ぎに双子サインで新月を迎えます。新月というのは太陽と月がホロスコープ上で同じ位置にある時に起こります。この新月と90度という葛藤のアスペクトを取っているのが魚サインにいる海王星
今回の新月の大きな特徴のひとつと言えると思います。

双子サインが示している「頭で知っている情報や知識」と魚サインの海王星が示している「直観、あるいは内省して得た思い」との間に葛藤があるのかもしれません。
それらを無視するのではなくむしろ統合させていく訓練、とも読むことができます。

双子サインはその数字の通り、「全ての物事には表と裏と2つの側面がある」あるいは「選択」といったキーワードも持ち合わせています。
今あなたが選ぶその「選択」ひとつひとつは、「目先」のためだけのものになっていないか- 未来につながっていくそんな選択を一人一人ができたなら、世界はきっともっと愛に溢れたところになっていくと信じています。

日本の場合、今回の新月は9ハウスに位置しています。9ハウスは、探検、研究、外国とも縁の深いハウス
新月ですから種蒔きの時。双子サインの持つ好奇心を9ハウス的な形で満たしてあげられる、そんな種蒔きができたら素敵ですね。
ご自分のチャートをお持ちの方は、双子サインの26度が何ハウスで起こっているかチェックしてみてくださいね。

もうひとつ目立っているアスペクトとして獅子サインに滞在中の火星と金星があります。こちらの金星は、先述した水星とは裏腹に、いつもよりもゆっくりと獅子サインを進んでいるような印象。火星に追いつこうとしながらも追い越さない。宇宙のカップルは情熱的な獅子サインでくっつきそうでくっつかない上手な距離感を楽しんでいるかのようです。

ここでは「楽しむ」がキーワード。ロマンを忘れず何事も楽しく演出してみましょう。例え贅沢をしなくても魅力的に見せることが上手にできるはず。
しばらく続くエネルギーですので上手に活用してみてください。

最も陽のエネルギーが高まる夏至にあたって

6月21日には夏至を迎えます。3日前の新月のエネルギーも携えたまま

占星学上では、太陽が蟹サインの0度に入った時を夏至と呼びます。夏至は1年で最も陽のエネルギーが高まる日。ここから少しずつ昼が短くなっていくので陰陽のエネルギーの流れが変化する節目とも言えます。

蟹サインの支配星は月で、母性や女性性、基盤となるもの、保護する/されるエネルギーが高まるところ。自分の基盤、いわゆるプライベートの部分(樹木で言うと根っこの部分)がしっかり養われ機能しているかどうか、今一度確認してみてもいいでしょう。しっかり根を張った植物こそ大きな枝葉を伸ばし、立派な果実を実らせます。

夏至のホロスコープでは、獅子サイン入りしている月が牡牛サインの木星と葛藤の角度。火星金星も同座している獅子サインで楽しくなるのはいいのですが、ちょっと楽観的になりすぎて、現実とのチグハグを生んでしまいがちかもしれません。経済面も含め、少し気を引き締めたいところもあります。ただ、5ハウスの獅子サインで、自分らしく気高くあろうと胸を張っているのも事実。周りに振り回されない自分がしっかり感じられます。普段どうしても流されがちな人は特に、このエネルギーを歓迎したいですね。

そして実際の夜空もぜひ見上げてみてください。特に22日の夜空は、数日前の新月から少しずつ成長してきている細い月と金星、火星がそばにあり美しい姿を見せてくれるでしょう。梅雨晴間となることを願います。

興奮しやすいので要注意

26日27日は獅子サインの火星と牡牛サインの天王星がハードな角度を形成します。
こちらは激しいアスペクト。早ければ25日あたりから興奮しやすくなるので、突然の争いや事故などに要注意の期間と言えそうです。火と地のエレメントなので突発的な自然災害も気になります。

自分の中の興奮しやすい部分を自覚すること、冷静な判断を心がけたいところ。

29日お昼頃には水のグランドトライン ができるので激しさも落ち着いてきているといいのですが。

振り返りに上手に利用したい逆行期間

先月から逆行を開始している冥王星、今月逆行をスタートした土星に加えて、7月1日には海王星も逆行を開始します。

社会としてはもちろんですが、個人レベルにおいても「力の使い方、体制、枠組み」などを振り返り見直す時期であるのかもしれません。

新月、そして夏至を迎えて気づかれたことや体験などがあれば、ぜひコメント欄よりお聞かせください。
まだ梅雨期間は続きます。水はけ良くして健やかに過ごされますように。

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