こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、子育てについてのお話をしたいと思います。
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深刻な子供の睡眠時間
お子様の睡眠足りていますか?
気づいたら21時、22時を過ぎている!休みの日、朝気付けば8時、9時!
はっ!とした方いるのではないでしょうか。
私の周りでもよく聞く話です。
調べてみると、私が思っていた以上に、現代の子供の睡眠が深刻化しているようです。
なんと、22時以降に就寝する子どもの割合が、1歳半~3歳の幼少期で半数を超えるという結果が出ているそうです。
さらに、学年が進むほど睡眠時間は少なくなり、睡眠不足を自覚する児童が増えていると書かれており、とても驚きました。
2018年発行のある調査によれば、3歳未満の乳幼児の睡眠を17か国で比較したところ、日本の平均睡眠時間は最も短い結果でした!
子供には『毎日の習慣』が大切です。時間も毎日のサイクルがとても重要なのです。みなさんもご存知の通り『早寝早起き』が基本ですね。
ちなみに、我が家ではこのようなサイクルで生活しています。
17時半 お風呂
19時 就寝(寝れる日は更に早く寝ます)
そして朝は、季節によりますが、6時頃には起床します。
睡眠は平均で約11時間です。
そして、子供の発達・年齢に応じた睡眠の状態はこのようになっています。
3ヶ月 14時間〜15時間
6ヶ月 13時間〜14時間
1歳から3歳 12時間
3歳から6歳 11時間〜12時間
6歳から12歳 10時間〜11時間
12歳から18歳 7時間〜8時間
(参照
https://www.mhlw.go.jp/content/000375711.pdf)
今の世の中、お仕事をしている方も多いですし、難しいという声も多いと思います。
ですが、出来る範囲で、少しでも寝る時間を早くしてあげると、お子様の成長にはとても良いと思います。
どうして大事なの?睡眠力
何故そんなに『睡眠』が大切なの?と思う方いると思います。
子供に限らず、人は良い睡眠をたっぷり取ることが、とても大切なのです。
普段、睡眠不足のママさんやパパさんも、しっかり睡眠をとることは、とても重要ですよ!
寝ている間には、『成長ホルモン』という成分がたくさん分泌されるのです!夜間、深い眠りにつく時に、成長ホルモンが出るので、早めに睡眠をとることが良いですね。
寝る子は育つ
子供に働く成長ホルモンは、筋肉や骨を作るのです。
「寝る子は育つ」は本当ですね。しっかり寝ると、健康で元気な身体が作れるのです。
免疫アップも!?
免疫を促す作用もありますので、今のご時世には睡眠はとても重要ですね。身体の働きを正常に保ち、抵抗力や免疫力を高めてくれます。
代謝を促進とは
代謝促すということは、エネルギー源になるということです。しっかり睡眠を取ることで、毎日のエネルギーをチャージ出来るということですね。エネルギーがしっかりないと、はじまりませんね。
もちろん疲労回復も
疲労回復に良いのは、なんとなく分かりますね。寝ている間に、成長ホルモンが、疲労や破損した組織を、修復したり再生する働きをしてくれます。
具合が悪い時や、怪我をした時、『寝る』に限りますね。
集中力や記憶力アップ
成長ホルモンが脳に与える働きで、集中力や記憶力に加えて、意欲もアップすると言われています。
徹夜で勉強するよりも、毎日短時間の勉強で、たっぷり寝ることが成績アップのコツですね!
自律神経を整える
成長ホルモンの働きではありませんが、睡眠中は副交感神経が働く為、交感神経とのバランスが整い、日中の自律神経が整うのです。
子供にはたくさん良い影響があるんだ!と思ったママさんやパパさん。実は『成長ホルモン』は、大人でも分泌されるのです。
免疫アップや、代謝を良くすることはもちろん、細胞を修復するので若さを保つにも、成長ホルモンは活躍してくれます。また、脂肪分解を促す効果もあるのです!
今日から、1時間でも早く寝たくなりますよね。
良い睡眠習慣
我が家では、朝の日で目覚めます。目覚ましをかけることは、ありません。(これは娘が産まれるずっと前からの習慣です。仕事をしていた時も、目覚ましはかけたことがありません。)
冬場は少し日が出るのが遅いので、やはり起きる時間も少し遅くなってしまいますが、1時間くらいの差ですので、朝の時間は特に問題はありません。
朝は早く起き、朝ごはんを食べ、身支度をした後は、幼稚園に行くまでやりたいことをやります。もちろんゆっくりした時間もあるので、朝に必ず排便します。
このように、はじめは大人がサイクルを付けてあげることで、子供も自然と時間のサイクルが付いてくるのです。
朝の日を浴びる
先ほども書きましたが、我が家では『朝日』で目覚めます。ですので、遮光カーテンは使用していません。そして、カーテンを開け、朝日を浴びます。
朝日を浴びると、眠りを誘う『メラトニン』というホルモンが、抑制され身体がシャキッと活動モードに切り替わるのです。
たくさん身体を動かす
昼間はたくさん動くことが大切です。もちろん頭を使うことでもOK!昼間に運動をすると、質の良い睡眠がとれるということと、短時間で入眠出来るということが分かっているのです。
しかし、夜に激しく動くのは、逆効果ですので気を付けましょう。
夜は電子機器に注意
ブルーライトは太陽の光に含まれるもので、先ほどお話した眠りのホルモン、『メラトニン』を抑制します。
『メラトニン』は、暗い所で分泌量が増えますので、夜にスマートフォンやゲームはもちろん、テレビや明るいLEDライトなども消しましょう。
また、携帯からは電磁波が出ていますので、寝てからも頭の近くに置いておくと、良い睡眠の妨げになります。
寝る前3時間は食事をとらない
食事を消化吸収するには、3時間はかかると言われています。消化吸収は、とても身体のエネルギーを使うので、消化吸収にエネルギーをとられ脳や身体は、あまり休まらないのです。
ですので、寝る前は、胃を休ませてあげると、睡眠の質が上がり、朝もスッキリと起きられますよ。
お風呂は寝る90分前
『入浴』は良い睡眠に、とても効果的と言われています。人は『深部体温』が低くなる時に、眠くなるのです。寝る90分前の入浴が、ちょうど体温が下がり、良い睡眠をもたらしてくれるそうです。
夜はリラックスする時間
子供には難しいかもしれませんが、寝る前はゆっくりする習慣をつけましょう。間接照明などの、温かい明りで過ごすと、自然に眠くなり、いい睡眠がとれます。我が家では、ベッドで小さい明りを付け、絵本を3冊ほど読み、今日楽しかった話をすることが毎日の習慣です。
毎日同じことをやっていると、子供は自然にそれが『習慣』になるのです。それが何年も続くと、『習慣』は『当たり前』になり、いくつになっても変わらないものになるのです。大人になっても、幼少期の習慣は、自然と身体が覚えているものです。
それには、まず、お母さんがお子様の『習慣』をつけてあげることが、大切ですね。