みなさん、こんにちは。食育アドバイザーでプラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、前回に続く『食品添加物』についてです。お子様がいる方!必見です!
以前の食品添加物のコラムでは、添加物がどういった物か、どのように影響するかを少し書きました。
子供には摂らせたくない!食品添加物! こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。 今回のテーマは、特にお子様がいる方は、一度は気にしたことがあるのではないでしょうか。是非、参考にしてくださ[…]
そして、今回は、『添加物』に加え『白砂糖』など、子供が好んで食べているものが、子供の身体にどんな影響があるのかをお話したいと思います。
目に見えない添加物や白砂糖
『お菓子』『菓子パン』『カップ麺』『ハンバーガー』『ジュースや炭酸飲料』など与えていませんか?
これらの物に、どんなものが含まれているか、考えたことありますか?
まず、この間のコラムでもお話ししましたが、例えば、『お菓子』には、たくさんの添加物が含まれています。
◯膨張剤
◯アスパルテーム(人工甘味料)
◯安息香酸ナトリウム(保存料)
◯タール系色素(着色料)など
そして、お菓子にはたくさんの『白砂糖』が含まれていますね。
『白砂糖』はお菓子だけでなく、色々なものにたくさん含まれているのです。
スポーツドリンク 約10個
アイスクリーム 約6個
板チョコレート 約9個
菓子パン(あんぱん)約6個など
身体に良くなさそうなことは、分かると思いますが、これがお子様の身体に、どのような影響があるのでしょうか。
(参照資料:http://isotope.jp.net/news/h30_aki_ekubo.pdf)
子供の身体に影響する?
・味覚
子供には、大人にも分からない味覚や感覚があると言います。本当に身体が必要なもの、必要のないものも味覚で感じとることも出来るのです。
例えば、小さい子供に梅干しを与えると吐き出してしまう。これは、自然のことで、陽の気が強い子供には必要のないものなのです。私の娘も、極端に身体が冷える食材や、甘すぎるものや不自然な物は食べなかったり、関心することが多々あります。
ですので、子供は大人よりも味覚が敏感ということです。
生体的にも、子供の味覚の方が敏感で、大人になると子供の1/3まで減少してしまう、ということが分かっています。
そして、人工的に作られた味を食べていると、味覚は麻痺してしまいます。さらに、食品添加物や白砂糖は『中毒性』もあると言われています。これでは、「野菜を全然食べてくれない」「ごはんはいつもあまり食べない」という子供が多いことも分かるような気がしますね。
特に、白砂糖や甘味料をたくさん摂っていると、本来の甘味は鈍感になりますね。
最近の子供は、野菜や果物を食べても「甘くない」という子供が多いそうです。
小さいうちに、是非自然の甘味に気づいてほしいものです。
・精神面
食事は身体だけでなく、お子様の『精神面』にも影響しています。食べたものは、脳へも影響をしているのです。
お子様の成長過程に、脳の発達はとても大切ですよね。
添加物や白砂糖を摂りすぎていると、
◯キレやすくなる
◯集中力や記憶力が低下するなど
このような症状がでるとも言われています。
最近は、座ってられない、落ち着きのない子が増えているそうですね。
まず、『白砂糖』は吸収がとても早いので、血糖値が急激に上がってしまいます。そして、急激に上がった血糖値は、少しすると今度は急激に低下をしてしまうのです。
そうすると、ぼーっとしたり、集中力はなくなり、記憶力も低下してしまいます。
そして、急激に下がった血糖値により、また『白砂糖』が欲しいと、脳が反応してしまうのです。これが中毒性ですね。
また、添加物や白砂糖を摂っていると、ミネラル不足になってしまうのです。
添加物はミネラルと結合し、身体から排出されてしまい、白砂糖もまたミネラルを浪費してしまうのです。
・集中力の低下
・記憶力の低下
・疲れやすくなる
・キレやすくなるなど
精神面でもたくさんの不調が出てきてしまいます。
ですので、逆にいうと、良い食事を摂っていると、頭の回転がよくなったり、集中力が付いたり、記憶力もよくなるということですね。
( 参照資料:https://f.osaka-kyoiku.ac.jp/tennoji-j/wp-content/uploads/sites/4/2020/09/43-12.pdf)
・その他の症状
その他にも、添加物による『アレルギー症状』も起こると言われています。
最近は、アレルギーの子供がとても多いのです。3人に1人はアレルギー?とも言われているほどです。原因は色々あると思いますが、食の影響は大きいと思います。その中で『添加物』もこのアレルギーに関係していると言われています。
白砂糖による『身体の冷え』も心配です。白砂糖はマクロビオテックでは、とても『陰性』の食材ですので、食べすぎるとお子様の身体は、冷え切ってしまいますよ。
白砂糖の摂りすぎは『虫歯』にも繋がります。
本来、植物性の物や自然の物を口にしていると、歯に歯垢が付きにくいのです。しかし、添加物がたくさん入った食べ物や白砂糖たっぷりのお菓子は、子供の歯にとても影響を及ぼすということは、想像がつきますよね。
このように、『食品添加物』や『白砂糖』の不自然な物は、お子様の身体にたくさん影響しているのです。すぐに、症状が出るものでもありません。少しづつ身体に影響しているのです。
まだ間に合います。全てではなくても、少しづつでも自然なものを選んであげることを、心に留めておいて欲しいと思います。
お子様の体質を決めるのは、お母さんです。今日から、身体にも心にも、いい選択を目指しましょう!