ジメジメの季節の胃腸を整える!粟ぜんざい

皆さん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、ジメジメの季節におすすめのレシピを、紹介したいと思います。

梅雨の季節の辛い不調

ジメジメした季節がやってきますね。
梅雨の季節がとっても苦手!という方多いのではないでしょうか。

頭痛身体が重だるくなったり、むくみが出たりめまいが起きたり、色々な不調が出てくる人もいると思います。
その中でも、『胃腸の調子』が悪くなる人、結構多いみたいです。

東洋医学でも、梅雨の季節は『湿』がたまりやすく、水の巡りが悪くなりやすいのですが、その中でも、胃腸などは『脾』と言って、『湿邪』に侵されやすい器官なのです。
『水』が滞ると、胃もたれや食欲不振など、胃腸の不調が出てきてしまいますね。

そこで、今回おすすめの食材は『粟』です。
『粟』は、イネ科の穀物で、昔から食べられている食材です。縄文時代から食べられていた、最古の穀物とも言われているのですよ。

五味 甘・鹹
五性 涼
帰経 脾・肺・腎

粟は、薬膳でも胃腸の働きを良くし、消化吸収や胃が重い時にもおすすめの食材です。
漢方薬でも、粟は健胃作用として使われているのですよ。気も補ってくれますので、梅雨の季節のだるい時にもいいですね。

そんな粟は栄養素も、たくさん含まれています。

○鉄分
○ビタミンE
○ビタミンB1
○パントテン酸
○食物繊維
○マグネシウムなど
なんといっても、粟はビタミンとミネラルが、とても豊富なのです。
さらに、食物繊維も豊富ですので、腸内環境にも良く、美容に良いと注目されている理由が分かりますね。
ビタミンB1は、疲労回復に良い成分ですし、ビタミンEは強い抗酸化作用があります。
また、パントテン酸は、ストレスを和らげてくれる効果もあります。鉄分も多く含んでいるので、お子様や女性はもちろん、妊娠中や貧血がある方にも、とてもおすすめです。

粟ぜんざい

今回は、食欲がなくてもサラッと食べやすい、粟ぜんざいにしました。

トロトロで、デザートにもおすすめです。ヘルシーですので、ダイエット中のおやつにもいいですね。
また、もちろんお子様の健康にも、いい成分ばかりですので、是非一緒に食べてください。

そして、一緒に入れる小豆は、薬膳で水の巡りと、血の巡りにいい食材と言われています。ですので、梅雨時期の不調には、とてもおすすめですね。

五味 甘・酸
五性 平
帰経 心・脾

レシピ

材料

粟 40g
水 140g

餡子 お好きな量(今回はオーサワジャパンのつぶしあんを使用)
 ※今回は手軽に出来合いの餡子を使いましたが、もちろん小豆から煮てもOK!

作り方

1.粟は洗い、一晩水につけておく。
2.鍋に水を切った粟と、水を入れて弱火で炊く。
3.トロトロになったら、火を止める。(とろみはお好みで、水を加減してOK)
4.器に粟を入れ、餡子をお好みの量入れたら完成!

 

今回使用したつぶしあんは、添加物も使用しておらず、アガベシロップを使っているのでおすすめです。市販のものを買う際は、気を付けましょう!とっても簡単ですので、ジメジメした日のデザートやおやつに、是非お試しください!

 

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