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「梅雨の肌バテ」は香りで養生 ローズがもたらす癒しのスキンケア

「梅雨の肌バテ」は香りで養生
ローズがもたらす癒しのスキンケア

こんにちは。サロン結香の矢澤ともみです。

いよいよ梅雨の季節が到来です。毎年、梅雨になると季節柄のご相談が増えてきます。まず、一つは「むくみ」について。そして、もう一つは「肌の不調」についてです。今回は、梅雨の肌バテ対策にむけて、香りをとりいれた肌養生をご紹介いたします。

日本の梅雨は年に4回もある?!

梅雨と呼ばれる気候現象は、日本の周りで暖かい空気の塊(北太平洋高気圧)と冷たい空気の塊(オホーツク海 高気圧)がぶつかることによっておこる現象です。日本では、1年に4回の梅雨があり、季節によって呼び方が変わります。

・春・・菜種梅雨(3月下旬~4月)菜の花が咲く頃
・夏・・梅雨(5月~7月)
・秋・・秋雨(8月下旬~10月頃)雨量が多い
・冬・・さざんか梅雨(11月下旬~12月上旬)

ひとえに梅雨といっても年によっても違いがあります。

・陽性梅雨・・スカッと晴れたかと思えば、ザーザーとした雨が降る
・陰性梅雨・・いつも曇りがちで、シトシトとした雨が降ったり止んだりする
・空梅雨・・雨がほとんど降らない
・雷梅雨・・雷をともない雨が多い

同じ梅雨でも、年によって傾向が変わりますから「梅雨の養生」も天候にあわせながら準備を整えましょう。

そして、漢方では自然界の気候の変化の特徴を、春・夏・長夏(土用)・秋・冬にわけます。
梅雨と呼ばれる季節は「長夏」の頃。この考えは、中国の気候を基準として考えたもので、日本では春のあとに「長夏」の季節がやってきます。

5月~7月にかけての梅雨は、暑さ+湿気の影響から、どっしりとした倦怠感や、ジトジトとした汗をかいたり、肌には火照りや痒みがでやすいかもしれません。

気持ちまで、重だるくならないよう、気分よく過ごす習慣をとりいれてみませんか?
サロンでオススメしている方法の一つが、香りをもちいた「アロマセラピー」です。

アロマセラピーとは

植物療法と呼ばれる領域の一つで、植物が生合成する植物化学成分を用いて、人が生まれながらにして備わっている自然治癒力に働きかける療法。アロマセラピーは芳香療法とも呼ばれます。

以前、漢方薬局に訪れたときのこと・・・

ドアを開けて一歩足を踏み入れたら、店内は漢方薬を煮だす香りで満たされていました。すると、カラダがぽかぽかと温かくなってきて、穏やかな気持ちになっていた自分に気が付きました。薬局を出る頃には、こころなし・・お腹も空いていた経験があります。

漢方薬に使われる生薬にも、それぞれ香りの特徴があって面白いものですね。

普段、なにげなく嗅いでいる「香り」も、目には見えないけれど、鼻・肺呼吸・肌を通してカラダや気持ちに働きかけているのをご存じでしょうか?

ローズがもたらす癒しのスキンケア

「香りの女王」と呼ばれるローズ。見た目の華やかさもありますが、ローズから抽出される精油には、ゆらいだ心身のバランスにやさしく働きかけ、前向きな気持にも導いてくれる香りです。

ローズウォーターとは?

ローズの花びらを蒸留してつくるローズウォーター(芳香蒸留水)は、精油よりも作用が穏やかなことから、赤ちゃんからお年寄りのスキンケアに使われています。また、弱酸性で収れん性をもつため皮膚の清拭にも最適です。最近では殺菌作用があることから、マウスウォッシュとして商品化もされてきました。

サロンでは、汗をかいて火照りがある時の肌のクールダウンや、フェイシャルコースの保水シートパック。気になる脇の汗拭きなどにご利用いただいています。やさしい香りにもほっと癒されているようですよ。

ローズウォーターづくり

最近は、手軽な蒸留器もあり、自宅でもつくることができるようになりました。今回は「ローズレッド」の蒸留水づくりをご紹介します。

<作りかた>

  1. 蒸留器にローズの花びらと精製水をいれ、ゆっくりと約20分位、熱していきます。
  2. 成分が含まれた蒸気あがって、上にある氷で冷やされ液体に変化。その後、中心にあるビーカーに徐々に溜まっていきます。(この時、ビーカーの表面に浮いている油が精油になり、それ以外の液体がローズウォーター。)
  3. 最後は粗熱をとって出来上がり。

冷蔵保管で、約2週間位を目安にお試しください
※肌に湿疹や痒みがでた際は、使用を中止してください。

ローズウォーターは、手作り化粧水や、石鹸をつくる際の水分になどにもオススメです。

肌バテ対策にはカラダもこころも!

漢方では「心身一如」といって、「カラダとこころ」両方で一つと考えます。ですから、カラダが疲れると肌に現れ、肌荒れが続くと、こころも沈みやすいですよね。梅雨に肌バテしないよう、ローズの香りで心身のバランスを整えていきませんか?

私もローズの恩恵に預かり、肌バテしないよう養生します。それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

 

この記事を書いた人

矢澤ともみ

サロン結香
英国ITEC国際ライセンス リンパドレナージュセラピスト 日本漢方養生学会 漢方養生指導士漢方茶マスター/薬膳マスター 一般社団法人全日本混化気功協会 気養生アドバイザー
東京出身。医療の仕事に携わる中、健康の大切さや尊さを学びセラピストに転職。 「生き生きとした表情の女性を増やすこと」をコンセプトに掲げ、女性の健康と美容を「リンパドレナージュ」と「養生」でサポートする「サロン結香」をオープン。「養生」をライフワークに広める講師としても活動中。

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