こんにちは。星読みエバンジェリスト KIHOです。
2022年も残すところ2週間ほどになりました。
12月生まれの皆さん!お誕生日おめでとうございます☆
探究心や冒険的な気分を後押ししていた射手サインの雰囲気から、徐々に山羊サインのエネルギーに移行しています。山羊サインは目標に到達するため、形に見える実績を残すために、射手サインの時に得た知識や経験を活かそうとコツコツ努力するサインでもあります。
冬至図が暗示する新たなスタート
冬至は北半球において、「日の出から日没までの時間が 一年で最も短くなる日」です。つまりは1年の中で夜が一番長い日と言えます。そう考えると「冬の至り」と漢字で記す意味が良く分かる気がします。
柚子湯であたたまりながら、明日からは延びていく陽の長さを思えば、なんとなく元気が出てきそうですね。
占星術的には太陽が射手座から山羊座入りする日になります。12月生まれの方々というのは、太陽星座を射手座に持つ方々と山羊座に持つ方々ということになります。
太陽が山羊サイン入りした瞬間の天体を記したホロスコープは冬至図と呼ばれ、日本の場合は首都である東京を起点に作成します。春分の日を迎えるまでの約3ヶ月間の日本全体に与える影響を大まかに読むというホロスコープチャートです。
今年の冬至図、2023年に向かうエネルギーを感じさせるようなものになっています。新たなスタートに向けて「さぁ、そろそろ動き出すぞ。準備はいい?」と問いかけられているようにも見えます。今年は、この冬至の1日後に「新月」まで迎えますから、何かしら「区切りと新たなスタート」になるタイミングの人も多いかもしれません。
太陽が山羊サイン0度(1つのサインは30度から成り立っています)に入ったため、既に山羊サインにいる他の天体と合わせると4つの天体が山羊サインに滞在中。
また、数日前に牡羊サインに入ったばかりの木星の存在も効いているチャートです。山羊サインも牡羊サインも共に活動宮。アクセルを踏み出すかのようなパワーを感じます。
宇宙レター 11月前半 今月から、西洋占星術の視点を取り入れた「宇宙レター」を毎月お届けさせてもらうことになりました。星読みエバンジェリストKIHOです。 古代バビロニア時代の天体観測を起源とする「西洋占星術」は、天体が地球に及ぼす[…]
また山羊サインにいる水星や金星には天王星からの刺激が加わります。
今まで「伝統やルール」を意識しての発言であったり人付き合いであったものが、そこに「変化」や「革新的」なエネルギーが好ましい形で加わり、新しい「物の見方」や「楽しみ方」が促されることによって、より新しい自分にアップデートされるような感覚を覚える人もいるかもしれません。より自分の「体感に落とし込んだ」感覚を得る人もいらっしゃるかもしれません。
また12ハウスの月は6ハウスの火星とオポジション(向かい側)のアスペクトを取ります。
健康や、日々の労働に関することなどのニュース、特にインターネット上での情報の発信や受け取りの中で注目されることが出てくるかも。情報で溢れかえっていますが、そのまま鵜呑みにするのではなく色々な角度から良く考えてみると良いでしょう。
勢いを持って行動が吉
新月というのはホロスコープ上で太陽と月がぴったり重なる時に起こります。
山羊座入りしていた太陽に月も加わることになるので、なんと山羊座には5天体も入っていることに。冬至の時点でもそうでしたがアクセルを更に踏み込んでいるかのようです。
12サインの真新しいサイクルのスタート地点である牡羊座0度に入った木星には大変勢いがあります。躊躇せず思ったままの勢いで物事を拡大、今回の新月ともアスペクトを取っています。
個人のネイタルチャートとの兼ね合いにより、影響の出る場面や出方にそれぞれ違いはあるものの、日本のチャートにおいては、6ハウスが非常に強調されている状態です。6ハウスが象徴する「職場や労働、日々のルーティーンやそのやり方、健康にまつわること」に国として大きな焦点が当たるかもしれません。
新月という始まりを迎えるにあたって何か「してみよう」と思っていることがあったならば、その種蒔きをするにもいいタイミング。このアクセルを踏みやすいエネルギーを利用して、今までなかなか踏み出せなかった最初の一歩、踏み出してみることができるかもしれません。
水星逆行に関連するできごと
暮れも押し迫った12月29日から水星が逆行を開始します。(実際には、逆行しているように「見える」ということなのですが)
水星という天体を司るのは、伝令の神、マーキュリー。翼の生えた靴を履き、神々の間を飛ぶように移動していたマーキュリー(ローマ神話)はギリシャ神話のエルメスと同一視されています。
水星が象るのはコミュニケーションや交通、旅、兄弟姉妹など。
ということは、水星が逆行している期間は日常生活において水星に関連する出来事に注意をしておく必要があるということになります。
具体的には、交通機関に遅れが生じたり、ATMやPCなど機械類に支障が出たりしやすい時期と言われています。年末年始に必要な用事、締め切りのあるような事柄は、少し時間的余裕を持って準備しておくと安心でしょう。大切な書類には不備がないかダブルチェックを。
逆行期間は基本的にその天体を「見直す」期間と捉えると良いです。「考える」あるいは「伝える」作業に「見直し」が入りやすい時。その結果、懐かしい人から連絡が来たり、なんて嬉しい副産物もあるかもしれません。
水星逆行は年が明けた1月18日まで続きます。心と時間に余裕を持って過ごせるようにしたいですね。
厳しい寒さは続きますが、冷え渡る空に見える月や星たちはとても美しく、まるで天然のイルミネーション。忙しい日々の中でもぜひ空を見上げてその輝きのパワーを頂いてください。
2022年、宇宙レターをお読み頂きありがとうございました。来たる2023年も、宇宙からのエネルギーを皆さんと共に感じながら、セルフケアに役立てていただけるようなヒントをお伝えしていくことができたらと思っております。
どうぞ良いお年をお迎えください。