こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている櫻井麻友です。
今回は、ヘルシーで美味しいプラントベースのレシピを紹介します。
Contents
お豆腐でもご飯は進む
五性 涼
帰経 脾・肺
プラントベースのお料理って味気ないイメージや、物足りないイメージあるのではないでしょうか。
『お豆腐』なんて、全然お腹いっぱいにならなそう。味気ないから、ご飯には合わなそう。
そう思っている方、必見です!
今回は、お豆腐なのに、どんぶりごはんで食べる、大満足のレシピを紹介します。
『安い、ヘルシー、身体に優しい』そんな『お豆腐』はママにもとっても助かりますよね。
お豆腐は薬膳で、身体の熱をとってくれたり、潤す作用もあります。さらに、便秘の方にもおすすめです。
もちろん栄養もしっかりあります。
◯レシチン
◯サポニン
◯イソフラボン
◯カルシウム
◯ビタミンE
◯マグネシウム
◯鉄分など
レシチンは、中性脂肪を運び出す手助けをしてくれるので、中性脂肪が多い方や、脂肪肝の方にもとても良い成分です。
サポニンは、抗酸化作用や免疫をアップしてくれる効果があります。また、サポニンも肥満によく、脂肪の蓄積を防いでくれるのです。
イソフラボンは、皆さんご存知のように、女性にはとてもおすすめの効果がたくさんありますね。
なんだか、ヘルシーでダイエットに美容に、『お豆腐』は女性の味方ですね!
お豆腐の更なる魅力
そして、お豆腐は栄養だけではない魅力がたくさんあります。
ママにも嬉しいカロリー
お肉(豚ひき肉)100g 約210カロリー
お豆腐(木綿)100g 約70カロリー
お豆腐は、お肉に比べ、約3倍もカロリーが下がります。
想像通り、お豆腐はヘルシー食材ですね。
身体を作るのに大切なタンパク質
お肉(豚ひき肉)300g 約50g
お豆腐(木綿1丁)300g 約21g
一見、お豆腐の方が少なく感じますね。確かにお肉は、簡単にたくさんのタンパク質が摂れますので、スポーツをやっている人が、タンパク質には肉!ということも分かりますね。
しかし、タンパク質の『質』が異なるのです。
お豆腐のタンパク質は、コレステロールを下げてくれる作用もあるのです。
さらに、動物性ですと、タンパク質は多くても、脂質も摂りすぎてしまいます。
ですが、お豆腐は脂質が少ない上に、動物性の脂質とは違い、不飽和脂肪酸の『リノール酸』を含んでいる為、コレステロールはほとんど含まないのです。
含まない上に、リノール酸もコレステロールを低下させてくれる働きがあります。
身体に優しい消化時間
お肉 約4〜5時間
お豆腐 約2時間
消化には、倍以上も差があるのです。特に夜寝る時には、なるべく胃に食べ物が、入っていない事が理想です。
特に、夜ガッツリお肉を食べてしまうと、寝るまでになかなか消化が出来ず、良い睡眠が取れなくなってしまうと言われています。
さらに消化の良いものを食べると、消化以外にエネルギーが使えるので、とても身体にも効率がよくなりますよ。
結果的に、お豆腐は身体に負担が少ないということですね。
お豆腐肉味噌風
今回のレシピでは、お豆腐を冷凍して使います。
柔らかくて、使いにくそうなお豆腐ですが、冷凍すると水分が抜けて、色々なお料理にアレンジ出来ます。
賞味期限がとても短いお豆腐ですが、冷凍しておけば日持ちもするので、とてもおすすめです。
そして、今回一緒に入れるネギは、薬膳で気血の巡りを良くしてくれ、身体も温めてくれるのです。
お豆腐は少し冷えやすいですが、たっぷりネギを入れることで、緩和しますね。
レシピ
材料
ネギ 1/2
油 適量
☆調味料
味噌 大さじ2
みりん 小さじ2
しょうゆ 小さじ2
アガベシロップ 小さじ2
作り方
1.冷凍しておいたお豆腐を解凍し、しっかり絞っておく。
2.ネギを粗いみじん切りにし、油で炒める。
3.お豆腐も崩しながら入れ、一緒に炒める。
4.☆の調味料を入れ、水分が飛ぶまでしっかりと炒めて完成!
押し豆腐、固豆腐などでやっても美味しくできますが、冷凍豆腐だと、より味が染みて美味しく出来ます。
是非、冷凍庫にお豆腐をストックして、お試しください!