みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、特に、女性には大敵な乾燥にもおすすめの、簡単レシピを紹介します。
冬のお肌にはこの食材!
寒くなってくると、一気に増えるお悩みが『乾燥』なのです。
お肌が乾燥すると、痒みやかさつき、化粧がうまくのらなかったり、粉をふいてしまう!なんてこともありますよね。
東洋医学では、『乾燥』している状態は、『血虚』といい、血(ケツ)が不足している状態なのです。
血とは、血液だけでなく、全身の組織や臓器に栄養を与えるものですが、やはり『血液』たっぷりの状態が、お肌の乾燥や美肌にも、とても大切なのですよ。
そこで、今回はお肌の乾燥に、とっておきのレシピを紹介します。
使う食材は、『ほうれん草』です。
ほうれん草は、11月から1月が旬で今が1番栄養満点で、美味しい時期なのです。
季節のものが、季節に出来るには意味があるのですね。
乾燥する今の季節には、季節にとれるほうれん草が、とても身体にも必要なものなのです。
五性 涼
帰経 肝・脾・肺
ほうれん草は薬膳で、血を補い、巡りを良くする食材です。やはり乾燥肌におすすめで、さらに顔色が悪い方、便秘の方にもおすすめなのです。
ほうれん草は、もちろん栄養もたっぷりです。
◯β-カロテン
◯ビタミンC
◯ビタミンE
◯葉酸
◯食物繊維など
まず、みなさんも1番に思いつく栄養素が、鉄分ではないでしょうか。ほうれん草といえば、鉄分がたっぷりと言われていますね。鉄は、ご存知の通り、貧血などにも効果的とされ、血液たっぷりにするには、とても良い食材ですね。
さらに、鉄の吸収を高める、ビタミンCも含まれています。ビタミンCは、抗酸化作用もあり、ハリを保つコラーゲンの生成もしますので、美肌にはとっておきの栄養素ですね。美白ケアにもおすすめですよ。
そして、β-カロテンですが、こちらの栄養素も、皮膚にとても重要な働きをしています。β-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、お肌や粘膜の健康に働きます。さらに、天然保湿因子の生成の促す為、お肌のかさつきには、とても効果的なのです。
ビタミンEも、抗酸化作用があり、さらに血行に促進する作用もありますので、お肌の乾燥はもちろん、アンチエイジングにもとても効果的です。葉酸もまた、造血に働くと言われています。
お肌に良い成分ばかりが、豊富に含まれていることが分かりましたね。
ほうれん草のピーナッツ和
ほうれん草の和物というと、思い浮かべるお料理が、『ほうれん草の胡麻和え』ですね。
今回は、その胡麻和えを『ピーナッツバター』を使用して、作りたいと思います。胡麻とはまた違った、コクや風味があるので、和物にもとても合いますよ。
ピーナッツバターは、パンに塗るだけでなく、実は色々なお料理にも使えて、とても便利なのです。使いきれなかった時にも、とても役立ちますよ。
私がいつも使っているピーナッツバターは、アリサン食品のピーナッツバタークランチ、お砂糖不使用のものです。クランチしたピーナッツが入っており、とても美味しいのでおすすめです。
そんなピーナッツバターにも、お肌の健康に良いビタミンEが、豊富に含まれているのです。その他にも、タンパク質や、オレイン酸やリノール酸の不飽和脂肪酸、身体に大切な栄養素が豊富です。
レシピ
材料
☆調味料
ピーナッツバター 大さじ2
醤油 小さじ2
アガベシロップ 小さじ1(お砂糖入りのピーナッツバターの場合はなしでOK)
白胡麻 適量
作り方
1.ほうれん草を茹でて、しっかり水を絞っておく。
2.☆調味料をしっかり混ぜておく。
3.ほうれん草を2に入れて、よく混ぜ合わせる。
4.白胡麻をお好みでかけて完成!
いかがでしたでしょうか。いつもの胡麻和えが、ピーナッツバターで、また少し違った風味が楽しめますよ。
ほうれん草が苦手なお子様も、ピーナッツバター和えなら、食べてくれるかもしれません!是非、お試しください!