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愛でてよし、食べて尚よし! 夏の疲れを癒す蓮

愛でてよし、食べて尚よし!
夏の疲れを癒す蓮

こんにちは。サロン結香の矢澤です。
暦の上では夏の終わりに近づいてきました。体感では、これからが夏本番ですね。皆さま、そろそろ夏の疲れを感じていませんか? 今回は、夏に見ごろを迎える
「蓮」を活用した夏の養生法をご紹介します。

夏のお花見といえば蓮

蓮の開花時期は、6月中旬から~8月上旬まで。

昔から、7月12日に迎えた七十二候の「蓮始華(はすはじめてひらく)」という名称があるように、蓮の開花を生活する上で一つの目安にしていたようです。

江戸時代では、春はを眺めた花見を、夏は蓮の花を眺める蓮見をし、蓮の葉の柔らかい部分を使った料理も楽しまれていたようですね。私が住む地域では、蓮見ができる場所があります。手を少し伸ばしたら蓮の葉にそっと触れそうなほど、近くで眺められるのです。蓮は、午後になると蕾を閉じてしまうので、少し早起きをして午前中に行かれることをオススメします。蓮の蕾がパッと花開く涼やかな風景は、とても神秘的で夏の暑さも和らぎますよ。

夏は、暑さの影響で「カラダの循環」に負担がかかりやすく「気」が乱れやすい時期。
漢方では、五臓の「心」の機能が盛んになると考え、怒らず気持ちを穏やかに過ごすことも夏の養生では大切にしています。ただ、そうは言っても、年々、夏の暑さが強くなる中、体調や気持ちのバランスが保つことが難しくなってきたように思います。

そのような時、助けになる食材の一つがです。

薬にもなる蓮

蓮は、花・芯・種子・葉・根など、その部分によってカラダへの作用があり、呼び方も変わります。スーパーでみかける馴染みがある「根の部分」は、レンコンです。その他に、サロンでは、葉・緑色の芯(胚芽)・種子を、養生としてご紹介しています。

1)葉は荷葉(かよう)呼ばれ、夏のジメジメとした暑さでカラダのほてりや、むくみを感じる時に。

2)芯は連芯(れんしん)と呼ばれ、考え事が多く寝つきが悪い時などの頭のクールダウンに。

3)種子は蓮の実。胃(脾)の弱さから下痢が続く時や、気持ちの疲れから不眠や気力不足を感じる時に。

※蓮の実は、便秘がある時は量を加減してください。

蓮の実をつかった養生粥

今回は、暑さで疲れたカラダに負担が少なく体調を整えられる2種類のお粥をご紹介します。

カラダと気持ちの虚脱感がある方に

【蓮の実とトマトの粟粥】

・粟・・・・0,5 合 (白米でもOKです)
・水・・・約 800cc
・蓮の実・・10個
・プチトマト・・4個位
・シソの葉・・3枚

【作り方】

  1. 蓮の実を30分お水につけて戻す。
  2. 粟をよく洗い、炊飯ジャー(お鍋)に水と一緒にいれ炊く。
  3. お粥が炊きあがったら軽く混ぜ、半分に切ったプチトマトを2に入れ、30分程蒸らす。
  4. 器によそい、ちぎったシソの葉をトッピングして出来上がり。

暑さで疲れた気持ちを養う

【デザート粥】

・白米・・・・0,5 合 
・水・・・約 800cc
・蓮の実・・10個
・なつめ・・4~6個
・竜眼肉・・6個(なくてもOKです)

【作り方】

  1. 蓮の実を30分お水につけて戻す。
  2. 白米を洗い、炊飯ジャー(お鍋)にすべての材料を入れて炊く。※なつめは、切込みをいれると成分がでやすくなります。
  3. 炊き上がったら軽く混ぜ、30分位蒸らしてから器によそい出来上がり。

 

お粥は江戸時代でも養生にむけて食べられていました。

「朝早く、粥を温かにやはらかくして食えば、腸・胃をやしない
身を温めて津液(唾液)を生ず(貝原益軒 養生訓より)」

それにしても、季節には旬な食べ物があるように、夏に開花をする「蓮」にも、元気を養う意味があるのだと、あらためて感じています。
夏の暑さで消耗した心身を蓮粥で養い、どうぞ心穏やかにお過ごしください。

それでは、次回のコラムで元気にお会いしましょう!

 

この記事を書いた人

矢澤ともみ

サロン結香
英国ITEC国際ライセンス リンパドレナージュセラピスト 日本漢方養生学会 漢方養生指導士漢方茶マスター/薬膳マスター 一般社団法人全日本混化気功協会 気養生アドバイザー
東京出身。医療の仕事に携わる中、健康の大切さや尊さを学びセラピストに転職。 「生き生きとした表情の女性を増やすこと」をコンセプトに掲げ、女性の健康と美容を「リンパドレナージュ」と「養生」でサポートする「サロン結香」をオープン。「養生」をライフワークに広める講師としても活動中。

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