みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、辛い気圧の変化におすすめのレシピをご紹介します。
不調は低気圧のせい?
台風がとても多い季節となってきましたね。
台風に重なり季節の変わり目で、せっかく涼しくなってきたのに、なんだか不調続きという方多いのではないでしょうか。
日本人はとくに、この季節が苦手な人が多いのですよ。
◯肩こり
◯めまい
◯だるい
◯不眠
◯吐き気
◯胃もたれ
◯関節痛
○むくみなど
様々な症状が見られることがあります。
気圧の変化で、身体に気圧がかかると、自律神経に障害が現れてしまいます。とくに、自律神経のバランスが整っていないと、すぐに体調不良につながってしまいますね。
日本人がこの季節が苦手といいましたが、日本の気候、さらに日本人は自律神経のバランスが悪い人が多いことも、理由のひとつです。
そこで、今回はそんな気圧の変化がひどい時に、おすすめのレシピを紹介します。
使う食材は、日本でもお馴染みの『小豆』です。
スイーツにしても、お食事にしても楽しめて、とても万能食材ですよね。
五性 平
帰経 心・脾
小豆は、薬膳で水の巡りと血の巡りを良くしてくれます。
漢方では、自律神経ももちろん要因ですが、水の巡りも低気圧不調に影響を与えています。気圧の変化で水分代謝が乱れ、余計な水が身体に溜まることで、めまいや頭痛などが起こるのです。
ですので、水の巡りを良くしてくれる『小豆』はとても理にかなっています。
便秘や肌荒れ、むくみにも効果的とされています。
もちろん小豆は栄養素も豊富です。
◯ポリフェノール
◯鉄分
◯カルシウム
◯サポニン
◯ビタミンB1
◯ビタミンB2
◯カリウムなど
色からも分かる通り、ポリフェノールが豊富で、豆の中で1番と言われており、ワインの1.5倍だそうです。
食物繊維もたっぷり含まれており、こちらもごぼうの3倍とも言われています。
食物繊維が豊富ということは、腸内環境に良いということですね。漢方では、腸内環境が整うことで、自律神経も整うと言われていますので、今の季節の不調にも良いことが分かりますね。
小豆スムージー
今回は、胃が重たい時、だるい時でも簡単に作れ、食べやすい小豆スムージーにしました。
朝の食欲がない時や、作る気力がない時にもいいですよ。一杯飲むと、少し身体がスッキリしてくれると思います。また、小豆ですので、スムージーでもとても腹持ちが良く、満腹感もあります。
お子様も好む味で、栄養もたっぷりなので、是非一緒にお召し上がりくださいね。
一緒に入れるバナナは、薬膳でエネルギーを補う食材です。肺や腸を潤してくれますので、便秘などの症状にもおすすめです。ですが、バナナはとても陰性の食材で身体を冷やしますので、食べ過ぎはNGですよ。
五性 寒
帰経 脾・肺
バナナは、トリプトファンという栄養素が含まれており、この成分は幸せホルモンのセロトニンを生成するのにとても大切なものなのです。自律神経を整える為にも、良い成分ですね。
しかし、バナナはとても農薬散布量が深刻な果物ですので、無農薬や低農薬などのより安心なものを購入しましょう。
レシピ
材料
バナナ 半分
アーモンドミルク 80g(お好みのミルクでOK)
アガベシロップ 大さじ1
水 80g
※水はお好みでOK!
入れるとさらっと飲みやすいドリンク風!(1番最初の写真)、入れないと食べるスムージーのように食べ応えあり、オートミールやグラノーラを入れてスムージーボールにしても美味しい!(レシピの写真)
作り方
1.小豆は煮てあるものか、あらかじめ煮ておく。
2.全ての材料をミキサーに入れて攪拌する。
3.グラスに入れて完成!
小豆をスムージーに?と思いますが、意外にとても美味しくやみつきになりますよ。
また、ミキサーに入れるだけの簡単メニューですので、だるい時や食欲がない時、忙しい時や小腹が空いた時にも、おすすめです。みなさんも是非お試しください!