花粉症に!見た目も可愛い菊レシピ

花粉症に!見た目も可愛い菊レシピ

みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、この季節の辛いあの症状におすすめの、見た目も春らしいレシピを紹介します。

実は美味しいあの食材!

段々と『陽』の季節になってきましたね。
スタート切るとても良い季節ですが、厄介な『あの症状』も出てきますよね。毎年悩まされている方も、多いのではないでしょうか?

そうですね。暖かくなると出てくるのが、『花粉症』です。
私も、小さいころからひどい花粉症でした。しかし、食養生や生活養生をするうちに、今では全く花粉症はなくなりました。ですので、花粉症の辛さは良く分かります。そして、花粉症がない生活の快適さも良く分かりますので、是非みなさんにもそんな快適な生活を送ってほしいですね。

やはり、毎回書いていますが、日々の積み重ねがとても大切なのです。自然に寄り添い、身体に負担をかけずに過ごすことが大切ですね。

ですので、これを食べたからと言って、すぐに花粉症が良くなる!というわけではありませんが、今回も花粉症におすすめの食材とレシピを紹介しますね。お茶などでしたら普段から飲むことで、緩和されると思いますよ。

そんな花粉症やアレルギーにおすすめの食材は『菊の花』です。
『菊の花』と聞いて、
食べれるの?美味しいの?普段から食べるのは難しそう。などの声が聞こえてきそうですね。

しかし、よく思い出してみると、みなさんも菊の花を料理で見かけたことがあると思います。菊の花が、お刺身の上などに乗っているイメージありませんか。また、重陽の節句にも、菊酒などに菊の花が使われますね。

そして、漢方でも実際に菊の花を乾燥させたものが使われています。

五味 辛・甘・苦
五性 涼
帰経 肝・肺
※生も乾燥も働きは一緒です。
菊花は薬膳で、エネルギーの巡りを良くする食材です。疲れ目やかすみ目などの目の症状にも効果的で、解毒作用もあります。花粉症になると身体に熱がこもりやすくなりますが、菊花は特に頭の方の熱を取る作用があるので、花粉症の症状にはとても効果的です。また、花粉症だけでなく、春の季節にとてもおすすめです。

乾燥菊花は通年手に入り、日持ちしますで、とても便利です。簡単にお茶にして飲むことが出来ますので、毎日取り入れやすいですよ。

◯β-カロテン
◯ビタミンC
◯ビタミンB1
◯ビタミンE
◯ビタミンK
◯ビタミンB1
◯ビタミンB2
◯葉酸など
漢方薬でも、目の症状に菊花が使われることも多く、栄養素でも目の疲れや炎症を防ぐものが多く含まれています。
また、活性酸素が体内に多いと、アレルギー反応や炎症などが起きやすいといわれています。菊花には、β-カロテンやビタミンC・E、葉酸などの抗酸化力を持つ栄養素がとても多く、花粉症にもとても効果的と言えます。ポリフェノールもまた花粉症には効果的といわれており、菊花には様々なポリフェノールが含まれているそうですよ。
また、香り成分のテルペンには、イライラを抑え、リラックス効果が期待できるそうです。
昔は、菊の花を枕に入れるという菊枕なども使われており、頭を冷やし、菊の香りでリラックスする為に用いられていたようですよ。

菊花天ぷら、菊花おろし

今回は乾燥菊花ではなく、生の菊花を使ってみました。なかなか目にすることがなかったり、普段から食べることは難しいかもしれませんが、是非生の菊花を見つけたら作ってみて下さい!
私もはじめは美味しいの?と思っていたのですが、特に今回のレシピでの天ぷらは、あまりの美味しさに感動したほどです。苦みはなく、口に入れた時の良い香りと、ほんのり甘みがあり癖になりますよ。大根おろしはまた一味違い、さっぱりとした中に爽やかな香りとコクがでて、全く癖はありません。みなさんにも是非、食べてみてもらいたいですね。

普段は乾燥菊花をお茶にして飲み、たまにはこのような春らしいお料理を、召し上がるといいかもしれませんね。
黄色の鮮やかな色もとてもきれいで、お料理に使うとパッと食卓が華やかになりますよ。

また、今回レシピでは、菊花を揚げたり、茹でたりしますが、その際にはとても爽やかな良い香りがします。先ほども書いたように、菊花の香りにはとてもリラックス効果がありますので、お料理をしている時から期待が出来ますね。

↓今回使用した菊花

菊花てんぷらレシピ

材料

菊の花 3つ


玄米粉 大さじ2(米粉や薄力粉でもOK)
水 大さじ2
豆乳マヨネーズ 少々

油 適量
玄米粉 (振りかける用)適量

作り方

1.菊の花に玄米粉を振りかける。
2.☆の材料を全て混ぜて、菊の花に付けて揚げる。
3.最後にお好みでお塩をかけて完成!

②菊花おろし 

材料

菊花 1つ
大根 約200g(皮を剥いた状態)

(好みで醤油・お酢)

作り方

1.大根はおろして、水を切る。
2.菊花は花びらを取り茹でて、水を切る。
3.大根おろしと菊花を混ぜれば完成!
※食べる際にお好みで醤油やお酢、酢醤油をかけても美味しいですよ。

いかがでしたでしょうか。普段あまり食べないお花ですが、見かけたら是非手に取ってみて下さい。思っているよりも食べやすくとても美味しいですよ!お試しください!

この記事を書いた人

櫻井麻友

元漢方アドバイザーのプラントベースの子育て
登録販売士、食育アドバイザー、マクロビオテックセラピスト
〜ママに子供に環境に優しい生活を〜
便利な世の中で、たくさんの情報がある中、本当に大切なことを伝え、『食』によって人がどれだけ変わるのか、世の中がどれだけ変わるのかということを、伝えていきたいと思っております。
そして、『健康』は人にとって生涯のテーマであると思うので、たくさんの知識や楽しさを伝えていけたら嬉しいです。
また、全てが結果的に、幸せな気持ちになる為、ではないかと考えております。
そんな『幸』という気持ちを提供できる人になりたいと思っております。

食良品店FOOD LAB

漢方メディアは株式会社kampo labが運営する、薬剤師や専門家による最新のセルフケア・漢方・薬膳情報サイトです。

同社が運営するFOOD LABは築地にあり、1階が無添加食品のセレクトショップ、2階は薬膳鍋(飲食店)と、食を健康的に楽しめるような店舗です。

漢方メディアでもご紹介する薬膳食材、オーガニック食品のほか、ヴィーガン、グルテンフリーなど多様化する食のスタイルに対応した、セルフケアに最適な商品などを多数取り扱っております。

築地までのご来店が難しい方にはオンラインショップもございますので、漢方メディアでの日々の体のケアと合わせてぜひご利用ください。

お得な情報やクーポン配布中!

LINE公式アカウントでは、漢方や薬膳、健康生活に関する情報のほか、食良品店FOOD LABで利用できるクーポンなどの特典チケットなども獲得できます。
以下のリンクよりぜひお友だち追加をお願いいたします。

LINE公式アカウント

>「漢方」をもっとよく知ろう!

「漢方」をもっとよく知ろう!

2000年以上前の古代中国で生まれた中医学。 それが日本に伝わり、
独自の発展を遂げた日本漢方、韓国においては韓方。
それぞれの国で伝統医学が存在しています。 歴史が長い分、
多くの理論や考え方が派生しています。

CTR IMG