胃腸を整える『ゆず大根のお漬物』
12月を過ぎると、クリスマスに大晦日、そしてお正月と、色々なイベントがあり、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。
胃腸にもとっても負担がかかり、胃が痛くなったり、お腹を壊したりする方もいるかもしれません。
そこで今回は、年末年始の疲れてしまった胃腸に、おすすめのメニューを紹介します。
食あたりしらずのだいこん役者
胃腸におすすめの食材は、冬野菜で大活躍の大根です!
みなさん誰も耳にしたことがある『だいこん役者』。だいこんは、当たらないという意味からきているそうです。大根を食べれば食あたりにならない、と言われるほど大根には、消化を助けてくれる作用があるのですね。
大根は薬膳でも、消化を促進する作用や、健胃作用があり、胃もたれやお腹のはりなどに、よい食材とされています。
五性 涼
帰経 脾・肺
胃腸を整えるということで、今回は火を通さず簡単に出来るレシピにしました。
そんな生の大根には、火を通した際とは、また違う効果があります。
◯アミラーゼ
◯プロテアーゼ
◯リパーゼ
◯ビタミン
◯ミネラル
大根には、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの消化酵素がたくさん含まれており、食べ物の消化を促進する効果や、胃もたれに効果があるそうです。
大根の辛味成分であるイソチオシアネートは、胃酸も分泌を良くしてくれる効果もあります。
イソチオシアネートは、その他にもたくさんの作用があります。その中でも殺菌効果が強く、風邪予防にもおすすめなのです。
ゆず大根
今回のレシピで、一緒に入れる『ゆず』も、とても栄養がたっぷりなのです。
ゆずも消化をよくしてくれる食材なので、消化不良の時にも、とてもいいですね。
また香りがいい食材でもあるので、気の巡りもよくする効果があります。
そして、お酢は、血の巡りをよくしてくれるので冬の季節に、おすすめです。酸味があり、味もさっぱりしているので、胃腸が弱っていても食べやすいですよね。
レシピ
材料
《小鉢1杯分》
柚木 お好みの量
酢 大さじ2
アガベシロップ 大さじ1 (無ければお砂糖など、お好みの甘味料)
塩 適量
作り方
1.大根をスライスする
2.ゆずも細かく千切りにしておく
3.大根を塩もみし、少しおく
4.塩もみした大根の水を切る
5.袋に酢、アガベシロップと大根、ゆずを入れ揉み込む
6.盛り付けて完成!
今回は料理の空き時間にも、さっと一品作れてしまう簡単メニュー!シンプルですが、箸休めにもご飯のおかずにも、おつまみにも大活躍の一品です。