今回は、栄養満点の切り干し大根を使った、簡単レシピを紹介します。
たべなきゃ損！切り干し大根の魅力
今年も、切り干し大根の季節になりました。冬場は大根のレシピをいくつか紹介してきましたが、これからの春のシーズンは切り干し大根ですね。大根は11月〜2月頃の冬の季節に収穫を迎え、その後干すことで、とても長い期間食べることが出来ます。昔からの知恵はすごいですね。
切り干し大根というと、地味だしあまり惹かれない！なんて声も聞こえてきそうです。しかし、切り干し大根は普通の大根よりも旨みがあり、さらに栄養素もたっぷり含まれています。みなさんも切り干し大根のことを知ったら、食べずにはいられなくなりますよ！
以前も切り干し大根のお味噌汁や切り干し大根のナポリタン風など、いくつかのレシピをいくつか紹介しました。
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では早速、切り干し大根の魅力を見ていきましょう。
五性 涼
帰経 脾・肺
大根は薬膳で、気と水の巡りを良くする食材です。消化を良くしたり、喉の不調、風邪の時にもおすすめです。
そんな大根は、『涼』の性質でどちらかというと身体を冷やす性質ですが、天日干しすることにより、冷やす性質は弱まるので、身体が冷えやすい方にもおすすめですね。
◯カルシウム
◯鉄
◯葉酸
◯カリウム
◯ビタミンB1
◯ ビタミンB2など
切り干し大根は、長期保存する為に天日干しをしているのですが、この天日干しをすることによって、なんと栄養素が増すのです。太陽の光（紫外線）を浴びることで、旨味成分が増し、ビタミン・ミネラルなどの栄養が凝縮し、大根がさらにパワーアップするのですね。
その中でも、カルシウムは紫外線を浴びることで、20倍にも増えるそうです。カルシウムは、春の季節に起こりやすいイライラ感にも効果的で、さらに、カルシウムを摂ることで美肌にもつながるのですよ。また、ビタミンB1やビタミンB2の含有量も増え、疲労回復や肌荒れにもおすすめです。
さらに、食物繊維も生の大根に比べて、2倍になり、腸活にもおすすめです。腸内環境を整えることで、春のアレルギーや免疫力アップも期待出来ます。葉酸や鉄もしっかり摂れますので、産後や妊婦さんにも是非とってほしい食材です。
切り干し大根キムチ
今回は、地味と思っていた切り干し大根があっという間に食べられちゃうレシピです。切り干し大根というと、煮物のイメージが強いと思いますが、見た目では切り干し大根とわからないかもしれません。切り干し大根のポリポリとした食感がとても癖になり、噛めば噛むほど味わい深くなります。柔らかいものだけでなく、しっかり噛んで食べるということも大切ですね。
また、切り干し大根は生のまま使い、火も使わず、混ぜるだけのとっても簡単レシピです。いつでも食べたい時に作ることが出来ます。切り干し大根は日持ちがしますので、ストックしておくと便利です。
そして、今回一緒に入れる食材には、腸活にはかかせない、発酵食品のキムチを合わせます。キムチは五味五色が全て揃ったスーパー食材であり、植物性乳酸菌がたっぷりですので、美容や健康にもとてもおすすめですよ。
レシピ
材料
きゅうり 半分
キムチ お好みの量
中華だし 5g
ごま油 小さじ1
白ごま 適量
海苔 適量
作り方
１．切り干し大根は水で戻し、しっかりと水を切っておく。
２．きゅうりは千切り、キムチは食べやすい大きさに切る。
３．全ての材料をよく混ぜ合わせれば完成！（海苔はちぎっていれる）
まとめ
いかがでしたでしょうか？切り干し大根とキムチで、ご飯が進むこと間違いなしです！おつまみにも合いそうですね。ヘルシーですので、夜遅くに食べても罪悪感なしですよ。
切り干し大根は、水で戻せばすぐに食べることが出来るので、とても使いやすく便利です。日持ちもしますので、家にストックしておくと、アッという時の1品おかずがすぐに出来ます。そして、なんと言っても栄養がたっぷりで、腸活にもおすすめです。今回は、さらに発酵食品のキムチを合わせましたので、腸内環境を整えるには、バッチリの組み合わせですね。腸内環境を整えることで、自然治癒力がアップしますよ。いつものお食事に是非、切り干し大根キムチをお試しください！
