こんにちは。食育アドバイザーでプラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、春におすすめのレシピを紹介します。
イライラは季節のせい?
春が近づいてくると、暖かくなり気持ちがわくわくする一方、なんだかちょっとしたことで、イライラしてしまっている!そんな時ありませんか?
いつもは、こんなことでイライラしないのに!そんな自分にも落ち込んでしまうことありますよね。
でも、大丈夫です!そのイライラは、季節のせいなのです。
春の季節は、東洋医学でも『肝が高ぶりやすい』と言われており、精神的にも不安定になりやすいのです。
ですので、季節の変化にも負けない身体を作ると、気づけば、春のイライラもなくなっているはずです。
そこで、今回のレシピで使う食材は、『わかめ』です。
五性 寒
帰経 肝・脾・腎
わかめの旬!と聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、春はわかめの季節です。
スーパーに行くと、『新物』と書かれた、生わかめがたくさん売っていますよ。
生わかめはとても風味がよく、茎もついているので食感もよく、とてもおすすめです。
わかめは薬膳で、身体の余分な水分を出す作用や、精神安定に良いとされています。
さらに、わかめは、みなさんご存じのように、低カロリーの食品ですので、ダイエット中のママやパパにもおすすめですね。
そんな、低カロリーのわかめですが、しっかりと栄養もあるのです。
◯カルシウム
◯マグネシウム
◯食物繊維
○ビタミンKなど
イライラしている人に、「カルシウムが足りてないんじゃない?」という話を、耳にすることありませんか?
そうなんです。カルシウムはイライラにとても良い成分で、脳や神経の興奮を抑えてくれるのです。
さらに、マグネシウム不足の際にも、イライラが起こりやすいと言われています。
マグネシウムも、カルシウム同様、脳や神経の興奮を抑え、精神の安定におすすめの成分なのです。
わかめには、カルシウムもマグネシウムも、しっかりと含まれていますので、春のイライラにはとても良い食材ということが分かりますね。
さらにヨウ素は、お子様の成長にはとても大切な成分です。成長ホルモンと共に、成長を促進する働きがあるのです。
さらに、新陳代謝も促進する効果があります。
食物繊維も豊富ですが、わかめの食物繊維には、アルギン酸やフコイダンという成分が含まれているのです。
アルギン酸は、血圧やコレステロールの上昇が抑える作用があり、ダイエットにもおすすめの成分だそうです。
また、フコイダンはピロリ菌を抑制したり、免疫を強化してくれるのです。癌にも良いと言われているそうですよ。
ですので、生活習慣病にもとてもおすすめです。
お子様にもママやパパにも、いい成分ばかりですね。
わかめのトロトロ煮
わかめが主役のレシピって、あんまり思いつかないですよね。
お味噌汁に少しいれたり、サラダに少し入っていたり、脇役なことが多いと思います。
しかし、今回は、そんなわかめだけで、ごはんもすすんじゃうレシピを紹介します。
生のわかめは火を通すと、トロトロになってとても美味しいのです。
油との相性も良いので、今回は『ゴマ油』を使いました。
わかめの栄養分の、ヨウ素は油と一緒に摂ると、身体に吸収しやすくなるそうです。
レシピ
材料
いりゴマ 適量
ゴマ油 少々(いつもより少し多め)
☆
料理酒 大さじ2
みりん 大さじ2
醤油 大さじ3
アガベシロップ 大さじ1
中華だし 1袋(5g)
作り方
1.生わかめを食べやすい大きさに切る。
2.多めのゴマ油で炒める。
3.調味料を入れて、トロトロになるまでしっかりと炒める。
4.最後にいりゴマを入れて、完成!
使う食材はわかめのみ!入れて炒めるだけの簡単レシピですが、食べだしたら箸が止まらなくなりますよ。是非お試しください!