使いやすい薬膳調味料1
kampo labの竹迫朋美です。働く女性、子育て中のママ、更年期女子、家族のために、自分のために!いろいろな目線で【暮らしに役立つカンタン養生法】をお伝えします。
「枸杞の実」食べないともったいない理由
枸杞の実は肝と腎を補う働きがあり、漢方薬にも使われる生薬のひとつです。枸杞の実の効能には、以下のようなものがあります。
☆食べる目薬
目をすっきりとよく見えるようにする力があります。
目のかすみやドライアイ、視力減退など目のさまざまなトラブルに欠かせない存在です。
☆老化防止に
気血を補って生命力をアップさせる効果があります。
足腰や骨、筋肉を強くする作用があり滋養強壮や老化防止に優れています。
☆潤いを与える
肺を潤し、慢性的な咳を解消する効果があります。
枸杞の実を調味料として!
枸杞酢の材料
枸杞の実(今回は “Yakuzen Series くこの実”を使用。) 50g
りんご酢 300ml
昆布 3枚
作り方
清潔なビンにすべての材料を入れ、常温で半日以上置けば完成。
使い方
・お湯や炭酸で10倍に割り、お好みではちみつを加えてドリンクに
・ヨーグルトに
・ドレッシングに
・サラダのトッピングに
・餃子のたれに
・炒め物に加えてさっぱりと
薬膳酢を使ってキャロットラペを作りました。
アレンジレシピのヒント
枸杞の実は1日に大さじ2~3くらいの目安で食べるのがおすすめです。
今回、枸杞酢として、りんご酢に漬けたものをご紹介しましたが、米酢や、黒酢、バルサミコ酢、なんでもOKです。お酢には血流を促進する効果があるので、枸杞と合わせることでさらにパワーアップ。お好きなお酢に漬けて普段の食事に是非とりいれてみてはいかがでしょうか。
酸っぱいのが苦手な方は、はちみつ漬けがおすすめです。清潔なビンに、ナッツと枸杞の実を入れ、ひたひたにはちみつを入れてなじませます。
トーストにのせたり、ヨーグルトのトッピング、そのまま食べてももちろんおいしい!はちみつも潤いを与える食材なので、咳を止めたり、便秘の解消におすすめです。
それもめんどうな場合は。。
毎日飲むお茶にそのまま枸杞の実投入。紅茶に入れるとほんのり甘くなって、お砂糖要らずです。
ふやけた枸杞はそのまま美味しくいただきましょう。
菊花と枸杞の実を組み合わせたお茶は特に目がお疲れの時におすすめの組み合わせです。(飲む目薬と言われている「杞菊地黄丸」という漢方薬にも使われています。)
「枸杞の実の食べ方がわからない。」「杏仁豆腐の上にのってるのしか食べたことない!」とよく言われるのですが。。。うれしい効果がたくさんつまっている「枸杞の実」是非、毎日の食事に取り入れてみてください。
お肌の調子もよくなりますように~☆
今回使用したおすすめ薬膳食材はこちら “Yakuzen Series くこの実”です。