みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、お子様も大好き、お弁当にも使える、もちろん健康にも良い、簡単レシピをご紹介します。
忙しい朝に時短食材
春からお弁当生活が始まった!という方もいるのではないでしょうか。
お弁当には『唐揚げ』は、定番ですよね!
しかし、朝から唐揚げをあげるのも、とても大変ですよね。
鶏肉ですと、しっかり火が通ってないと心配ですし、朝から油をたくさん使うものいやという方多いと思います。
ですが、唐揚げはお肉じゃなくても、色々な唐揚げが出来るのですよ!
うちでは、お野菜の唐揚げもやりますし、他にも様々食材で作ります。
そこで今回は、うちでも定番の『高野豆腐』の唐揚げを紹介したいと思います。
高野豆腐は、生の豆腐を凍らせて熟成させ、水分を抜いて乾燥させた物です。凍み豆腐や凍り豆腐とも呼ばれていますね。
ですので、なんといっても長期保存がきくことも魅力的ですよね。
お弁当のおかずで、いざという時に、とても助かりますよ。
そして、そんな高野豆腐は、とっても栄養価が高い食材なのです。
さらに、ご存知かもしれませんが、ヘルシー食材としても有名ですね。ママさんにも嬉しい食材です。
◯大豆イソフラボン
◯大豆サポニン
◯カルシウム
◯鉄分
◯亜鉛
◯食物繊維など
まず、高野豆腐は豆腐を乾燥させたものですので、普通の豆腐に比べ、とても栄養が凝縮しているのです。
そして、最近、話題になっている栄養素が『レジスタントタンパク質』です。
大豆製品や酒粕、高野豆腐などに含まれるタンパク質ですが、特に高野豆腐には非常にたくさんの、レジスタントタンパク質が含まれているそうです。
そして、レジスタントタンパク質は、『難消化性タンパク質』という、胃腸で消化されにくいタンパク質のことで、胃で消化されずに、大腸まで届くそうです。
ですので、まずは『腸内環境』を整えるのに効果的なのです。タンパク質なのに、食物繊維のような働きをすると言われています。
腸内環境はもちろん、お子様の健康には、とても大切な成分ばかりですね。
その他にも、血糖値の上昇を抑えたり、満腹感を感じやすいのでダイエットにもおすすめです。さらに、脂肪の吸収を抑え、油を吸着し、脂肪そのものを一緒に排出してくれるそうです。
お子様だけでなく、ママやパパにも魅力的な食材ですね。
高野豆腐唐揚げ
『高野豆腐』と聞くと、なんだか地味な食材、子供は好きじゃないかも、と思う方いるかもしれません。
しかし、高野豆腐は煮物だけでなく、色々なレシピにアレンジ出来ますし、お子様も好んで食べてくれると思います。
今回は、お子様の大好きな唐揚げと同じ味付けですので、とても食べやすいレシピです。
高野豆腐ですと、お肉よりも火が通りやすいので、少しの油で簡単に揚げられることも嬉しいですね。
さらに、とっても時短で作れるレシピですので、忙しい朝にもとっても重宝しますよ。
レシピ
材料
☆調味料
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
アガベシロップ 大さじ1(お好きなシロップでOK)
水 大さじ2
※高野豆腐に対して、醤油・みりん・水は大さじ1、シロップは大さじ1/2!何枚でも簡単に作れます。
作り方
1.高野豆腐をお湯で戻す。
2.☆の調味料を合わせて、高野豆腐を漬ける。
3.漬かったらしっかり絞って、片栗粉を付ける。
4.少量の油で、焼き揚げれば完成。
※お弁当の場合は、前の日に漬けておくと時短で、味が染みて美味しく出来ます!(もちろんお弁当でなくてもOK)
とっても簡単の時短メニュー。地味で味気ないと思っていた高野豆腐の概念が、変わるかもしれませんよ。是非お試しください!