
今回は、春の風邪予防・疲労回復におすすめの、みんな大好き定番レシピを紹介します。
新しい季節には、この野菜!
春休みが終わると、間もなく『新学期』が始まりますね。入園・入学をすると、身体も心も知らぬ間に疲れ、どうしても風邪やウイルスを貰いやすく、体調を崩してしまうことも多いと思います。また、子供だけでなく大人も、新しい環境に慣れるまでは、疲れてしまう!疲れがとれない!という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、春の風邪予防・春の疲労回復におすすめの簡単レシピを紹介します。使う食材は、みなさんお馴染みの野菜『じゃがいも』です。野菜嫌いなお子様でも、じゃがいもなら食べる!という子も多いですよね。
春は新じゃがの季節であり、1番栄養価が高く美味しいのです。是非みなさんに食べてほしいですね。そして、やはり季節のものは、自然と季節の体調に合うように出来ているのです。その季節、その土地で取れるものを食べるということは大切ですね。
では、じゃがいもについて見ていきましょう!
五性 平
帰経 脾・肺
じゃがいもは薬膳で、気を補い水の巡りを良くする食材と言われています。エネルギーを補ってくれますので、疲労回復にもいいことが分かりますね。 また、水分代謝に良いのでむくみの改善や、胃の痛みにもおすすめです。
そして、もちろん栄養もたっぷりです。
◯カリウム
◯食物繊維
◯鉄分
◯パントテン酸(ビタミンB)など
じゃがいもは、なんと言ってもビタミンⅭがとても豊富なのです。なんと、新じゃがいもは、一般的なじゃがいもよりも、ビタミンCがより多く含まれているのですよ。みなさんも、聞いたことがあるかもしれませんが、ビタミンⅭは、疲労や老化を抑制すると言われているのです。疲労物質を分解し、蓄積を防いでくれるので、ビタミンⅭをしっかりと摂ることで、疲れ知らずなりますよ。さらに、ビタミンⅭは、抗酸化作用がありますので、疲労や老化を引き起こす活性酸素を除去してくれます。
そして、カリウムは、食べすぎると冷えやすいものですが、むくみにもおすすめですし、高血圧の方にも良い成分です。パントテン酸はエネルギーの生産に欠かせないビタミンであり、疲れにはもちろん、イライラにも良いですので、今の季節にもとてもおすすめですね。
定番!じゃがいもの煮物
今回は、和食の定番『煮物』を紹介します。煮物は難しそう、作るのは面倒くさそう、手間がかかりそう、などの声をよく耳にすることがあります。ですが煮物は放っておくだけで出来てしまいますので、実はとても簡単なのですよ。味もとてもシンプルで、老若男女問わず大好きなメニューではないでしょうか。
そして、今回の煮物は、シンプルにじゃがいものみで作りました。もちろん、にんじんや玉ねぎを入れても、肉じゃがにしてもOKです。調味料も同じ分量で出来ますよ。(その際はじゃがいもを少し減らしてくださいね)
じゃがいもの煮物は、ホクホク食感で、時間が経つとさらに味が染みて、ご飯のおかずにもバッチリ合いますよ。冬場でしたら、次の日のお弁当にも活躍できそうですね。お子様もたくさん食べてくれると思いますよ。ちなみに私の娘も大好きなレシピです。
レシピ
材料
油 適量
☆
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
和風だし 5g
水 150ml
作り方
1.じゃがいもは皮を剥いて、食べやすい大きさに切る。
2.切ったじゃがいもは、ラップをかけて5分チンする。
3.油を入れて、少し炒める。油がじゃがいもになじむくらいでOK。
4.☆の材料を全て入れる。(☆の材料は先に混ぜていてもOK)
5.蓋をしめて中火で味が染みるまで、煮たら完成!
※1回冷めてからの方が、さらに味が染みますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、とてもシンプルな定番の煮物レシピにしました。思っていたよりも簡単そうと思った方が、多かったのではないでしょうか。煮物は、どんな食材でも作ることが出来ますし、1番ヘルシーで栄養もそのまま摂取することが出来ますので、おすすめですよ。また、今回使ったじゃがいもは、春の季節には是非食べて欲しい食材です。たくさん買っておいても日持ちしますので、とても便利ですね。じゃがいも料理を食べることで、春の疲れも解消し、風邪もひかない元気な身体を作ることが出来ますよ。是非、普段のお食事にじゃがいもの煮物をお試しください!