みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
以前のコラムで、『プラントベース子育について』書かせていただきましたが、今回も前回に引き続き、プラントベースについて書いていきたいと思います。
プラントベース子育て 私の自己紹介にも『プラントベース子育て』と書いてありますが、今回は、私自身の子育てを踏まえた、プラントベースのお話をしたいと思います。 まず、パート①では、簡単にプラントベースの紹介を、したいと[…]
今回の『プラントベース子育てパート②』では、プラントベースの内容というより、私自身の話を書いていこうと思います。
プラントベース=昔の食事?
私の実際の子育てでは、『プラントベース』をすごく意識しているわけではありません。
身体が求めるものを食べ、眠い時に眠り、疲れた時はゆっくりとし、身体が求めているものを、しっかり聞いてあげる。
身体に表れているのは、身体のサインなのです。
『プラントベース』になったもの、その一部なのではないかと思います。
ですので、私自身は、急に今日からプラントベース生活をする!と、始めたわけではありません。
昔の人は、本当に必要なものだけを、使い食べていたと思います。本来は、このような昔ながらの生活が1番なのです。
現代は、物も食品もたくさんのもので、あふれています。確かに、便利なものや今となっては手放せないものは、たくさんありますが、そんな時は昔の人の生活を思い浮かべてほしいものです。
本当に必要か、食事も物もすべて同じです。先ほども言いましたが、特に食事は、身体が本当に必要なものを分かっています。そして、子供は大人よりも、身体が敏感で正直なので、身体に必要、不必要なものが自然と分かるのです。
是非、お母さんがそれに気づき、お子様の味覚や感覚がまひしてしまう前に、ベースを整えてほしいものです。
このように、『プラントベース』のような食事は、本来身体が求めているものであると、思っています。
そして、日本の昔からの食生活と、とても近いものがあるということです。
もちろん、食生活だけでなく、あとからになってしまいましたが、環境や動物に対するとても大切なことを知ることが出来、今では色々な想いも持っているつもりです。
毎日の食事
プラントベースというと、やはり1番は『食事』を思い浮かべますよね。
今回は、私と娘の実際の食生活をご紹介します。
オートミールの時も。
基本娘が食べたいもの。
卵とお魚を入れる時もあります。
月に2回ほどお魚を食べる時もあります。
お米は、有機玄米を今は3部付き米で、食べています。
娘が小さかった頃は、6部や7部付きで食べていたり、その時によって変えて食べています。
娘が産まれるまでは、もちろん玄米で食べていました。
お米はとても大切ですので、いいお肉にお金をかけるより、いいお米を買うことをおすすめします。
そして、娘も私も基本的には、『野菜』がとても好きです。娘はとくに『煮物』がとても好きで、煮物の日は喜んでたくさん食べます。
お弁当もお野菜だけ日も、たくさんありますが、とてもきれいに完食してきてくれます。
食事でも、無理をしているわけではなく、ただ食べたいものを食べているという感じです。
長くこのような食事をしていると、身体がいるものやいらないものを、しっかり分かるようになるのです。
よく白砂糖には、中毒性があると聞きますよね。
ずっと摂っていると、身体が欲してしまうものって結構あるものです。
私自身も、ずっとこのような食事をしてきたわけではないので、以前は平気で食べていたものを食べると、今はとても違和感があります。たまに外食や頂いたお砂糖たっぷりの甘いものなどを食べると、すぐ身体が反応してしまったり、砂糖や甘味料などの化学物質の味はすぐにわかります。
お子様にはもちろん、なるべく基本は優しい食事をしてあげましょう。
育児で分かったプラントベースの良さ
自分自身もこのような生活を始めて、いつの間にか身体が全く変わっていました。
ですので、子供を授かり、とくに子供には絶対にこのような生活をさせてあげたいなと、以前から思っていました。
大きくなるにつれて、自我が出て、食べたいものなど自分で選択する日もくると思いますが、私は小さい頃の記憶はとても大切だと思います。
意外と小さい頃の味覚や習慣は、しっかり身についているものです。
食事
今、娘は4歳ですが、大きな病気はしたことがありません。
熱もたまに出ることもありますが、寝ればすぐに治りますし、病院にもほとんど行ったことがないほどです。
さらに、便秘はもちろん、下痢もほとんどありません。
私から見ても、産まれた時から健康児だと思います。これは、妊娠時から、母乳、そして食事の影響であると思います。
『食べたもので身体は作られる』は本当ですね。実際の経験からもそう思います。
さらに、プラントベースのような昔からの食事は、食育にもつながりますね。
旬のものを食べ季節を感じることや、昔の食文化や伝統食を知ること、いろいろなことがあります。
環境
そして、私が何より『食育』につながったことは、プラントベースを始めたことで『環境』について知れたことです。
プラントベースと環境?と思うかもしれませんが、とてもつながりがあるのですよ!
環境の話も、お子様と出来たらいいですね。
私の生活では、娘が産まれてから、新たにコンポストや畑をはじめました。
そんな生活の中で、環境の事を話すこともあります。
ゴミについてもそうですし、食物がどのようにして育つのか、どんな季節に育つのか、そして土に触れることも大切ですね。
すべてが『食育』につながると思います。
私自身も娘も、決してすべてが身体にいいものというわけではありません。常に食事のベースを、このようにしているのです。無理は禁物ですので、まずは出来るところからはじめてみてください!遅くありません、ママもお子様も必ず身体は変わります。