—— 目が痒くて充血・止まらない鼻水・鼻づまり・クシャミの大連発 ——
私も昔はひどい花粉症だったので、文章を打っているだけでも思い出してゾッとします😨
集中力は低下するし、鼻の下は痛くなるし、寝不足になるし、お肌も荒れるし…
せっかくの気持ちいい季節を楽しみたいのに と思ってしまいますよね。
花粉症はI型アレルギー反応にる疾患
I型アレルギーは別名でアナフィラキシー型や即時型とも言い、蕁麻疹やアトピー性皮膚炎・気管支喘息・食べ物アレルギーも含まれます。
このアレルギーの原因はアレルゲンが目や鼻から体内に入ってきて、ヒスタミンというアレルギー誘発物質を分泌することでクシャミや目の痒み、鼻水などを引き起こします。
東洋医学的にみると『風寒表証』→『肺脾気虚』や『陽虚』となっている場合が多いです。文字のごとく冷えを伴っています。
アレルギーは腸内細菌との関与が大きく、根本的な対処として、できれば腸内環境のケアをすることをお勧めします。
漢方薬も鍼灸も症状の緩和として即効性は感じやすいです☆
ここでは症状が出てしまった時の対処方法をお伝えできればと思います!
ここをPUSH! お勧めのツボ
ツボを押す前に、その部分をお灸などで温めてあげられると理想です。面倒であればしなくてもOK!
鼻水&鼻づまりの方へ
迎香・鼻通
【位置】迎香(げいこう)は小鼻のすぐ横の両脇にあります。そこから上にスライドして窪んでいる部分が鼻通(びつう)
【役割】名前からしていかにも鼻のイメージですよね👃これらのツボは鼻の通じをつくります。鼻中隔が湾曲している方は左右同時に押した方が良いです。
承山
【位置】ふくらはぎ真ん中のライン。膝の裏とくるぶしの中間。
【役割】花粉症の方は比較的冷えていて水はけがよくありません。承山(しょうざん)は膀胱経に属しているため、水代謝との関係性が高く、冷えの際によく使うツボです。
豊隆
【位置】膝のお皿とくるぶしの真ん中。骨から指2本分ほど外側が豊隆(ほうりゅう)
【役割】鼻水の症状が強い時にはここを!余分な水分や湿を排出する時によく使います。
風池
【位置】首の付け根付近。上を向いた時に首と頭の境目になる部分
【役割】風池(ふうち)は熱のこもり具合のバロメーターと言われています。お風呂に入っても鼻詰まりが解消されない、熱がこもっているタイプの方はここが硬く痛みを感じやすいです。毎日押して清熱を!
この場合、味の濃いお食事は避けて余計な熱をこもらせないようにしましょう。
目の痒み&充血している方へ
睛明
【位置】目頭と鼻の間
【役割】「睛は眼」、「明は明るい」という意味で眼に気血を巡らせます。睛明(せいめい)は眼と鼻が近いので鼻詰まりにも良いです。は
承泣
【位置】目の下。瞳孔の真下で骨の際の部分。
【役割】 「承は受け止める」、「泣は泣く」という意味です。承泣(しょうきゅう)目の疾患によく使われます。
睛明や承泣に加えて、目の回りをしっかりと温めてマッサージしてあげてください。
肩井
【位置】肩(背中の方)。首の付け根と肩峰の中間
【役割】目や鼻の異常がある時は肩の異常も併発している場合が非常に多いです。井の文字はエネルギーを貯めている場所と捉えます。なので、肩井(けんせい)肩のエネルギーが貯金されているツボとイメージしてください♩
他のツボ+α として使うことをお勧めします
行間・太衝
【位置】足の1番目と2番目の間を全体的にさする
【役割】東洋医学的に目は肝経に属しています。痒みや炎症を抑えるというよりは目のだるさを軽くすることが目的です。行間(こうかん)と太衝(たいしょう)は予防も兼ねて毎日刺激してあげてください。
ツボ押しポイント
ツボの正しい位置が分からないと言われますが、セルフケアにおいては気にしなくて大丈夫です✨ざっくり合っていれば良いのです👍
ただ、自分で気持ちいいなと感じる部分をツボ付近で探してみてください!押すだけだとイマイチ。。な反応であれば温めてあげてみてくださいね☆