今回は、ヘルシーで環境にも優しい『大豆ミート』を使った簡単レシピを紹介します。
良いこと尽くめな大豆ミート!
『大豆ミート』の魅力は、以前も紹介させていただきましたね。『大豆ミート』とは、その名の通り大豆をお肉のように見立てて作られたものです。 代替え肉、大豆肉、ソイミート、畑のお肉、なんて呼ばれることもありますね。大豆ミートの作り方は、簡単に言うと大豆の油分を取り、機械などで圧力や熱を加え、乾燥させて出来ます。 大豆から出来ているわけですから、身体にも良さそうですし、高たんぱくヘルシー食材なことは想像が出来そうですね。
五性 平
帰経 脾・肺
そんな大豆ミートは、最近では身近で見かけることも多くなり、ヴィーガンやプラントベースではなくても、手に取る方も増えてきているのではないでしょうか?大豆ミートの種類も色々とあり、料理に合わせて使うことも出来ますので、とても便利なのです。
その中で、今回は簡単で使いやすい『ミンチ』タイプの大豆ミートレシピを紹介します。ミンチタイプは、スープや煮物でしたら、お湯で戻さずに使えますし、今ではそのまま使える缶詰タイプも売っているのですよ。
そして、大豆ミートにはたくさんの栄養素が含まれています。
◯食物繊維
◯カルシウム
◯鉄分
◯大豆イソフラボンなど
とても脂質が低いのに、高タンパクで人間に必要な三大栄養素を備えています。また、ビタミンとミネラルもたっぷりですので、ひとつでたくさんの栄養素を万遍なく摂ることが出来ますね。食物繊維もとても豊富で、腸内環境に良いですし、大豆イソフラボンは、女性の美容や健康にもとてもおすすめです。ダイエットはもちろん、生活習慣病にもとても良い食材ですね。
さらに、栄養とは関係ありませんが、『大豆ミートを食べると!』こんなに良いこともあるのです。以前の記事でも、紹介させていただきましたが、今回も簡単に紹介させていただきますね。
なんと、普段食べているお肉を大豆ミートに替えると、『環境に良い』ということをご存じでしょうか?最近では『サスティナブルフード』とも言われているほどです。
なんと、みなさんが、少しでもお肉を減らすことで、地球温暖化も防ぐことが出来るのですよ。たくさん牛を飼育することで、メタンガスが増え、温暖化の原因になります。そして、牛を飼う為には、広大な土地が必要になり森林伐採をしたり、牛の為の膨大な餌(穀物)が必要になり、その為、人に行き届くはずの水が、無くなっていることも現状です。
だからと言って、今すぐにお肉をゼロに!という訳ではありません。最近では世界的にも『お肉』を摂りすぎの傾向にあります。みなさんも、週に1度でもミートフリーな日を作ったり、少しでもお肉を買う量を減らすことで、未来の環境に貢献出来るということを、是非知っていてほしいのです。
大豆ミートタコライス
今回は、ミンチタイプの大豆ミートを使って、お子様でも食べられるタコライスを紹介します。大豆ミートは、お肉と違いしっかりと火を通す必要がないので、時短で出来ることも魅力のひとつです。さらに、ベタベタの油も出ませんので、片付けもとても簡単なのですよ。そして、なんと言ってもヘルシー食材ですので、ダイエット中のママやパパにはとても嬉しいですね。
そんな魅力がたくさんの大豆ミートタコライスは、作り方もとても簡単であっという間に出来てしまいますので、忙しい時にも、お弁当のおかずにも便利です。
そして、一緒に使う食材は『玉ネギ』です。
五性 温
帰経 肺
玉ネギは、気血の巡りを良くする食材です。胃の働きを良くし、食欲不振や胃もたれにも効果的です。また、血の巡りを良くするので、生活習慣病予防にもおすすめです。
レシピ
材料
玉ねぎ 半分
☆調味料
ケチャップ 大さじ3
ソース 大さじ1
アガベシロップ 小さじ1
野菜ブイヨン 小さじ1
醤油 小さじ1
カレー粉 小さじ1(無くてもOK)
※にんにく、チリパウダー お好みで入れてもOK
☆トッピング
トマト
レタス
チーズ(豆乳チーズを使用) すべてお好みの量
作り方
1.大豆ミートはお湯で戻して、しっかりと水を切っておく。
2.玉ネギはみじん切りにし、しんなりするまで炒める。
3.大豆ミートと☆調味料を入れ、さらに炒めれば完成!(レタス・トマト・チーズはお好みでトッピングしてOK)
まとめ
いかがでしたでしょうか?使いにくい!食べにくい!と思っていた大豆ミートも、意外と簡単に使うことが出来そうですね。乾燥の大豆ミートはとても日持ちもしますし、家にストックしておくととても便利ですよ。栄養もたっぷりで、高たんぱく食品ですので、お子様からお年寄りの方までおすすめです。今回使用したミンチタイプは、スープでしたらそのままパラパラと入れることも出来、栄養価も上がり食べ応えも出ますよ。また、今回のタコライスもお子様に人気の味付けだと思いますので、是非お試しください!