みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、栄養満点で風邪をひいた時にもおすすめの、デザートレシピを紹介します。
桃太郎も食べたあの食材!
突然ですが、幼稚園や保育園、小学校で『風邪』流行っていませんか?
インフルエンザは12月から3月までが、特に流行すると言われておりますが、季節の変わり目や年度の変わった今のタイミングもまた、風邪を引きやすく体調を崩しやすい季節なのです。
風邪を引くと、なかなか食欲が湧かなかったり、体力も落ちて、元気が出ないなど、色々な症状が出ますよね。
それに加えて、親も免疫力を上げておかないと、あっという間に風邪をうつされてしまいますね。
そこで今回は、お子様の風邪にもおすすめのレシピを紹介します。免疫力アップの為に、パパもママも一緒に食べてもいいですね。
使う食材は『もちきび』です。聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
1番に思いつくのは、きび団子でしょうか。きび団子も『もちきび』から出来ています。桃太郎達が力をつける為に食べたわけですから、体力が付く・元気になるなど、想像が付きますね。
五性 平
帰経 脾・肺
もちきびは薬膳で、エネルギーを補う食材です。穀物は、エネルギーを補うものがほとんどですので、普段からしっかりと穀物を摂ることが大切ですね。そしてもちきびは、消化不良などの胃腸の調子が悪い時、また風邪や咳にもおすすめの食材です。
『もちきび』の栄養を見てみましょう。
◯亜鉛
◯食物繊維
◯鉄
◯マグネシウム
◯カリウム
◯メチオニン
◯ポリフェノールなど
全体的にとてもバランスが良く、栄養素がとても豊富です。体調を崩している時には、消化がよく胃に優しく、ひとつでたくさん栄養が取れるので、とてもいい食材ですね。
もちきびの綺麗な黄色は、ポリフェノールの色で抗酸化作用があります。免疫力アップにも欠かせないですね。
また、亜鉛は白米の2倍、マグネシウムや食物繊維は3倍も含まれていると言われています。
さらに穀物の中で、1番低カロリーで高タンパクと言われていますので、ダイエット中のママやパパにもおすすめですよ。
もちきびカスタード
『カスタードクリーム』というと、卵や牛乳、薄力粉などで作るものですね。しかし今回は、そのカスタードクリームを『プラントベース』で作りたいと思います。そこで、使う食材が先ほどの『もちきび』なのです。
今回使用したもちきびは、以下のオーサワジャパンの有機もちきびです。もちきびなどの穀物は、日持ちしますのでストックしておくととても便利ですよ
今回のレシピでは、ミルクは『豆乳』を使用しました。もちろんオーツミルクやアーモンドミルク、お好みのミルクでもOKです。その時々に使い分けても、味わいが変わり美味しいですよ。
そして、今回の『もちきびカスタード』は、なんと離乳食にもおすすめなのです。離乳食の場合は、甘さを控えてあげると良いと思います。また、初期の場合は、甘さをなしにして、もちきびのミルク粥のようにしても良いと思いますよ。タンパク質や栄養もたっぷりで、エネルギーを補ってくれますので、離乳食の時期だけでなく、お子様の成長にはとてもおすすめです。
レシピ
材料
水 200ml
豆乳 100ml
塩 ひとつまみ
メープルシロップ 大さじ3(甘めがいい場合は最後に調節して足してOK)
作り方
1.もちきびと水と塩入れ、トロトロになるまで炊く。
2.トロトロしてきたら豆乳を入れて、弱火でさらに火にかける。(焦げたりくっ付きやすいので混ぜながら)
3.カスタード状になってきたら、メープルシロップを入れる。
4.最後にハンドブレンダーで滑らかにしたら完成!
※仕上がりがつぶつぶでもOKな方はブレンダーなしで大丈夫です!プチプチ食感もまた美味しい!
今回は、娘のおやつに、カスタードを焼きいもにのせて食べました。煮りんごや焼きりんごと一緒でも美味しいですよ。また、アップルパイを作る際やお菓子作りにも使えるので、とても便利です。
いかがでしたでしょうか。栄養たっぷりの穀物がおやつになるなんて、とても嬉しいですよね。材料も工程も少なく、簡単に出来ますので、是非お試しください!