今回は、夏の疲れにおすすめの、栄養たっぷり簡単レシピを紹介します。
疲れたと思ったらこの野菜!
とても暑い夏がやってきましたね。暑いだけで、体力も奪われ、『夏の疲れ』も出てきますね。疲れが溜まってくると、免疫力も落ち、風邪をひいたりウイルスに感染したり、何かと大変ですよね。そこで、今回は、夏の疲れにおすすめのレシピをご紹介します。
使う材料は『さやいんげん』です。さやいんげんの旬はまさに今、6月〜9月頃です。
五性 平
帰経 脾
さやいんげんは薬膳で、エネルギーを補い、水の巡りを良くする食材です。まさに夏の疲れた身体に、おすすめの野菜ですね。脾にも良いので、夏の食欲不振や胃の調子も整えてくれるのです。夏野菜なのに、身体を冷やさないところも良いですね。
もちろん栄養素もたっぷりです。
◯ビタミンB1
◯ビタミンB2
◯ビタミンK
◯アスパラギン酸
◯葉酸
◯食物繊維など
ビタミンB1は、よく栄養ドリンクや栄養剤に入っている栄養素ですね。エネルギー代謝を助けてくれるので、疲労回復にはとても効果的なのです。またアスパラギン酸も、疲労物質の乳酸をエネルギーに変えてくれるので、疲労回復にはとても良い栄養素ですね。
そして、β-カロテンは、外からのウイルスなどをバリアする、皮膚や粘膜を健康にする機能があり、抗酸化作用もとても強いので、免疫アップも期待でき、夏のウイルスから身体を守ってくれるのです。
いんげんのパリパリ焼き
今回のレシピは、お野菜ですが、夏に合わせてガツンと食べ応えのあるレシピにしました。いんげんが苦手!というお子様でも、サクッと手づかみでも食べられますので、もしかしたら食べてくれるかもしれませんよ。
材料も少なく、工程もとても簡単ですので、暑くて疲れてやる気が起きない!そんな時にもおすすめです。また、小さいお子様でも出来ますし、くるくると巻く作業がとても楽しいので、是非一緒に作ってみて下さいね。
そして、さやいんげんに含まれるβ₋カロテンは、油との相性が良く、一緒に摂ることで吸収が良くなるので、今回のレシピでは、少し多めの油で、揚げ焼きにしました。その際、良い油を使うことも大切です。
ヘルシーで栄養も満点ですので、おかずにはもちろん、ママやパパのおつまみにも最適ですよ。
レシピ
材料
餃子の皮 24枚入り
油 適量
作り方
1.さやいんげんは軽く茹でておく。
2.茹でたさやいんげんを半分に切り、餃子の皮でくるくる巻く。(最後は餃子を作る際と同じく、水を付けてとめる)
3.少し多めの油で焼き揚げ、きつね色になったら完成!
※今回は、醤油とマヨネーズを合わせたソースを付けて食べました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?さやいんげんが苦手でも、これならサクサクと食べられそうですね。また、餃子の皮が余った時にもとても便利です。
今回は、シンプルに作り、醬油とマヨネーズを合わせたソースで頂きましたが、餃子の皮に巻くときに、チーズや紫蘇などを一緒に巻いても美味しいですよ。ソースもお好みで変えられますし、飽きずに食べられますね。
また、今回は、季節に合わせてさやいんげんで作りましたが、色々なお野菜を巻いても美味しいですし、お子様にも食べやすくおすすめです。
夏の季節におすすめのさやいんげんレシピを、是非お試しください!