今回は、いつものお味噌汁にひと手間加えるだけの、簡単レシピを紹介します。
もしかしたら五月病!?
◯疲れやすい
◯やる気が出ない
◯気分が落ち込む
◯眠れない
◯食欲がでない
◯胃痛や胃もたれ
◯嘔吐や吐き気
最近こんな症状がある!という方、もしかして『5月病』かもしれませんよ!
簡単に5月病といいますが、とても辛い症状が多いのです。病気ではないですし、治し方も分からずどうしたら良いか、さらに不安になりますよね。様々な原因があると思いますが、季節の影響もあり、誰でもなり得るのです。ですが、そのまま放っておかず、すぐに対策をしましょう!
まずは、何も考えず、深く呼吸をすることだけでも良いので、リラックスする時間を作りましょう!
そして、今回もおすすめのレシピを紹介しますね。
使う食材は『山芋』です。スーパーには、水分が多くあまり粘りのない長芋も売っていますが、今回は粘り気の強い『山芋』を使います。山芋の季節は基本的には冬ですが、春にも収穫されています。
五性 平
帰経 脾・肺・腎
山芋は薬膳で、エネルギーを補う食材です。疲労回復や滋養強壮、元気を付けたいとき、また食欲不振にもおすすめです。5月病などで、やる気が出ない時や疲れやすい時、食欲がない時には、とても良いですね。
もちろん栄養素もとても豊富です。
◯ビタミンB1
◯食物繊維
◯コリン
◯サポニンなど
アミラーゼは消化酵素で、胃腸薬などにも含まれている成分なのです。消化を促進し、胃もたれの改善や荒れた胃腸を整えてくれます。胃腸が整うことで、しっかりと栄養素も吸収することが出来ますよ。
5月病などの症状では、まず、胃腸を元気にすることが大切ですね。胃腸が元気になると、自律神経も整ってきますよ。
さらに、ビタミンB1は、エネルギー代謝に関わる栄養素であり、5月病などでも、やる気が出ない時や体力が落ちている際におすすめです。心身ともに疲労を回復してくれますよ。
そして、コリンは、血管を拡張する効果があり、動脈硬化や高血圧など、生活習慣病の症状にも良いと言われています。また、記憶力アップや認知症などに効果があるとされています。
山芋のお味噌汁
今回は、いつものお料理にひと手間加えるだけの、簡単レシピです。ひと手間味噌汁レシピは、以前にも大根おろしや切り干し大根で紹介していますね。
味噌汁は栄養たっぷりですので、毎日飲んでほしいものであり、具沢山にすることで立派な1品おかずにもなるのですよ。さらに、そこにひと手間加えるだけで、薬膳となるのです。
今回の山芋味噌汁では、新玉ねぎ・しめじ・にんじん・油揚げなどを入れましたが、季節に合わせて、またおうちにある食材、どんなものをいれてもOKですよ。
五性 温
帰経 肺
レシピ
材料
新玉ねぎ
しめじ
にんじん
油揚げ すべて適量
☆
味噌 適量
出汁 適量
作り方
1.山芋以外の材料で、いつも通り味噌汁を作る。
2.山芋はすりおろしておく。
3.具材に火が通ったら、山芋をスプーンですくい鍋に入れる。(ふんわりとお団子状になるように)
4.山芋がしっかりと固まったら、最後に味噌をいれて完成!
いかがでしたでしょうか。ほんのひと手間で、いつもの味噌汁とはまた違った味わいが楽しめますよ。今回は、山芋のお団子を少し大きめにしましたが、小さめに食べやすくしてもOKです。是非、お好みでお試しください!