
今回は、まだまだ続く残暑におすすめの、簡単レシピを紹介します。
まだまだ続く暑さにはこれ!
暦では立秋に続き、処暑がやってきて、夏が過ぎていき、秋が始まる頃とされていますね。
ですが、まだまだ体感的には『秋』とは思えない暑さですね。8、9月も、30度を超える日が多く、熱中症なども油断出来ませんね。さらに残暑が続き、身体も疲れてくる頃だと思います。
そこで今回は、そんな暑さや疲れにおすすめのレシピを紹介します。使う食材は『なす』です。夏野菜と言えば『なす!』というほど夏には欠かせない食材ですね。
五性 涼
帰経 脾・肺
薬膳でなすは、血と水の巡りを良くする食材です。身体の熱を冷ましてくれたり、脾を整えるので食欲不振や胃もたれ、また、むくみにもおすすめです。
もちろん栄養素も豊富です。
◯食物繊維
◯カリウム
◯葉酸など
まずナスニンは、アントシアニンの一種で、とても抗酸化作用が強い栄養素です。ですので、疲労回復や免疫力アップにとても効果的なのです。夏の暑さで疲れた身体を回復してくれますね。さらに、アントシアニンと同じように、視力や眼精疲労にも効果的ですね。がん予防にも効果が期待されているそうですよ。
食物繊維も豊富で腸内環境も整えてくれますので、生活習慣病の予防にもよい食材ですね。
韓国なすチヂミ
今回のレシピのチヂミは、みなさんがよく韓国料理屋さんで食べるチヂミとは、また異なるチヂミかもしれません。
韓国の家庭料理では、野菜や肉などに、小麦粉と卵を付けて焼くだけのチヂミ『ジョン』というものがあります。韓国歴史ドラマでも、目にしたことがある方いるかもしれませんね。なすのチヂミのことを『カジジョン』と言うそうですよ。
いわゆる日本では、ピカタのようなものですね。野菜のピカタはとても簡単で、お子様でも食べやすいのでとてもおすすめです。野菜嫌いなお子様も食べてくれるかもしれません。私の娘も普段なす料理は、あまり食べませんが、なすのチヂミはとてもたくさん食べてくれましたよ。
レシピ
材料
卵 1個
米粉 適量(小麦粉でもOK)
油 適量
作り方
1.なすをななめに切る。(薄すぎるとクタクタになってしまいます)
2.米粉をまんべんなく付け、その上に卵を付ける。
3.両面しっかり焼けば完成!
まとめ
今回は、なすのレシピですが、夏にはズッキーニやおくらなどのジョンもおすすめです。野菜が少し余ってしまった時にも無駄がなく食べられるので、とても良いですね。工程もとても簡単で、サッと作れるので忙しい時でも、疲れている時でも、1品おかずがすぐに出来てしまいます。夏のおつまみにもいいですね。
そのまま食べてももちろん美味しいですし、お醤油や韓国風のソースともとても相性がいいですよ。残暑が続き、体力も落ちやすい今の季節に、なすチヂミを是非お試しください!