みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、意外と夏に多い『あのお悩み』におすすめのレシピを紹介します。
夏の温めが大事!
『冷え』と聞くと、冬のお悩み!と思う方多いと思います。
ですが、実は『冷え』は真夏にも、とても多い症状なのです。
特に、足や足首が冷えるという方多いのではないでしょうか。
冬は寒いから!と厚着をしたり対策をしますが、意外と夏は油断しがちなのです。
クーラーでキンキンに冷えたところに、素足や薄着でいると、いつのまにか身体の中までキンキンに冷えてしまっているのですよ。
そして、冷えているのに冷たい物や、冷やす夏野菜や果物ばかり食べていると、更に良くないですね。
そんな時におすすめの材料は、『薬味』です。
薬味というと、色々思い浮かぶと思いますが、今回は『ねぎ』『大葉』『生姜』『みょうが』を使います。
大葉はちょうど今が旬ですね。
薬膳では、ねぎは気・血の巡りを良くする食材です。
五性 温
帰経 脾・肺
五性 温
帰経 脾・肺
五性 温
帰経 脾・肺
みょうがもまた、気・血の巡りを良くする食材です。
五性 温
帰経 肺・腎
どれも温める作用の食材ですね。また、ねぎ・生姜・大葉は、薬膳的な働きが全て同じですね。
さらに栄養素の面でも、ねぎはアリシンという香り成分が、血行を促進してくれ、身体を温めると言われています。
また、温める食材で知られる生姜は、辛味成分のジンゲロールやショウガオールが血流を良くする温めの成分と言われています。
さらに、大葉は薬膳で身体を温める食材で、発汗を促して冷えを改善すると言われています。
みょうがは、αピネンという香り成分や、ミョウガアジールという辛味の成分が、身体の冷えを改善してくれるそうです。
万能薬味ダレ
今回は使い勝手の良い、万能の薬味タレのレシピにしました。
色々なお料理にかけても、あえても使えますので、作っておくととても便利です。
そして、今回は薬味をアボカド和えにしました。
アボカドは、薬膳でエネルギーを補う食材ですので、夏の暑さで疲れやすい身体にはとてもいいですね。
五性 涼
帰経 肝・脾
レシピ
材料
大葉 6枚
みょうが 2つ
生姜 一欠片
ねぎ 約5センチ
アボカド 1個
☆調味料
ごま油 大さじ1
お酢 小さじ1
醤油 小さじ1
アガベ 小さじ1
コチュジャン 小さじ1
作り方
1.大葉とみょうがとねぎはみじん切りにして、生姜はすりおろす。
2.全ての材料を合わせる。(タレは完成!)
3.アボカドは適当な大きさに切る。
4.タレとアボカドを和えれば完成!
万能タレはとっても簡単なので、忙しい時でもおすすめです。今の季節でしたら、そうめんなどに和えても美味しいですよ。お魚やお肉のタレにも合いそうですね。
是非お試しください!