みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、脇役になりがちなあの食材を使った、簡単レシピを紹介します。
栄養満点!意外なあの食材
早速ですが、年齢と共に、気になることが多くなってきませんか?
○体力がなくなってきた
○疲れやすい
○痩せにくい
○肌が乾燥しやすい
○肌荒れしやすい
当てはまる方多いのではないでしょうか。年齢を重ねると誰でも、このようなことに悩むものです。
しかし、普段の生活で、このようなお悩みも遅らせることは出来るのですよ。
そんな時におすすめの、身近な食材があるのです。みなさんお馴染みのきのこ、『えのきだけ』です。
えのきだけというと、見た目はひょろひょろとしていて、栄養なんてあるの!?と思いがち、さらにメイン食材!というより、お鍋やお味噌汁など脇役なイメージがありますね。
しかし、そんなえのきだけ、実は万能食材なのですよ。
そこで今回は、メインおかずとしてパクパク食べられるレシピをご紹介します。
五性 平
帰経 脾
えのきだけは薬膳で、気血を補う作用があります。元気がない時や、疲れている時にもおすすめです。また、白いえのきだけには、潤す作用もあり乾燥する季節や、美容・便秘にもとても効果的です。
そんな脇役なえのきだけですが、栄養素も抜群ですよ。
◯ビタミンB2
◯ビタミンD
◯ナイアシン
◯食物繊維
◯リン
◯鉄など
まずは、きのこと言えば食物繊維ですね。えのきだけの食物繊維は、水溶性と不溶性両方が含まれているので、腸内環境を整えるにはとてもおすすめです。腸内環境が整うことで、もちろん美容や免疫力アップにも良いですね。
そんな、えのきだけの食物繊維に含まれる成分が、キノコキトサンです。キノコキトサンは、脂肪を便と一緒に排出し、さらに、脂肪の分解と燃焼をして内臓脂肪を撃退すると、言われているのです。えのきだけは、ダイエット食材として、とても注目されているのですよ。
また、ビタミンB1は身体のエネルギー代謝に大切な栄養素ですし、ビタミンB2は、皮膚や粘膜など美容にも欠かせない栄養素ですね。ナイアシンもまた、皮膚や粘膜の健康に必要な栄養素で、血行を良くする効果や、脳神経の働きも良くしてくれるのです。
えのきだけのカリカリ焼き
今回は、えのきだけがメインのおかずで、1パックがあっという間に食べれちゃいます。そして、ご飯のおかずにもなるんですよ。きのこが苦手な方やお子様も、えのきだけと分からずパクパク食べられる1品です。
そして、作り方もとっても簡単で、なんと材料はえのきだけのみ!忙しい時にも、あと1品という時にもおすすめです。
また、おかずとしてでなく、おつまみにもおすすめです。ついつい食べ過ぎてしまうおつまみも、えのきだけでしたら罪悪感もなく、ダイエットにもいいですよ。
レシピ
材料
片栗粉 大さじ2
油 適量
☆調味料
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
作り方
1.えのきだけの石ずきをとり、約10等分に分ける。(石ずきを切り過ぎないように注意!切り過ぎるとバラバラになってしまいます。)
2.☆の調味料に分けたえのきだけを漬ける。(10分~15分くらいでOK)
3.汁気を切って、片栗粉を付ける。
4.少し多めの油で揚げ焼きにする。
5.カリカリになるようにしっかり目に焼いたら、完成!
いかがでしたでしょうか。見た目だけで食欲が進みそうですね。とても簡単ですので忙しい時にも、お弁当のおかずにもおすすめですよ。是非お試しください!