みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、余りがちな食材を無駄なく美味しく頂く、アレンジレシピを紹介します。
日本の伝統食といえばこれ!
みなさん、去年の大晦日には、『年越しそば』食べましたでしょうか?
そんな『お蕎麦』ですが、ついつい茹ですぎて余ってしまった!ということありませんか?
次の日になると、水っぽくなり美味しくないですよね。
だからと言って、捨ててしまうというのはもったいないですし、食品ロスにもなり環境にも良くありませんね。
しかし、そんな水っぽくなってしまったお蕎麦が、美味しく食べることが出来たらとても良いと思いませんか?さらにお蕎麦ではなく、違う料理に変身したら、飽きずに食べられ、次の日のおかずにもなりとても魅力的ですよね。
そこで、今回は、余ったお蕎麦が次の日でも美味しく食べられる、アレンジレシピを紹介します。
今日からは、多めに茹でて余ってしまっても安心ですよ!
まず、レシピの前にお蕎麦についてみていきましょう。
お蕎麦は日本の昔からの伝統食ですね。蕎麦粉100%でしたら、グルテンフリーの食材としても注目されているのですよ。
◯ルチン
◯食物繊維
◯ビタミンB1
◯ビタミンB2など
まず、ルチンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があり活性酸素を取り除いてくれますので、生活習慣病やアンチエイジング、免疫アップにもおすすめです。
さらに、必須アミノ酸スコアがとても高く、植物性のタンパク質の中ではトップクラスと言われているのです。必須アミノ酸とは、人が体内で作ることが出来ず、食事からの摂取が必要なものなのです。
食物繊維は、白米が0.5gに比べ、蕎麦は4〜5gととても豊富ですので、腸内環境も整いますし、ミネラルとビタミンもバランスよく豊富に含まれているので、老若男女問わずおすすめの食材ですね。
また、蕎麦はダイエットにもおすすめの食材と言われています。低GI値ですので血糖値も上がりにくく、高タンパクでカロリーも低いので、とても効率よくダイエットが出来ますよ。
蕎麦のガレット
『ガレット』というと作るのが大変そう!お家では作れなさそう!などと思う方が多いと思います。
しかし、実はとっても簡単なのですよ。さらに、具材はお好みで作れますので、家にあるもので出来ますし、飽きもきませんね。お子様と一緒に具材を選んで作っても、楽しいと思いますよ。
ガレットというと、半熟の卵がのっているというイメージもありますが、今回もプラントベースということで、具材はほうれん草・しめじ・豆腐のチーズ・ミニトマトを使いました。レタスなどをのせてサラダ風にしても、美味しいですよ。
ほうれん草は冬の季節におすすめで、血を補い、また巡りも良くする食材です。乾燥や貧血にも効果的です。
五性 涼
帰経 肝・脾・肺
レシピ
材料
玄米粉(米粉や小麦粉でもOK) 小さじ2
水 100ml
塩 少々
油 適量
☆具材(お好みでOK)
ほうれん草 2束
しめじ 半分
ミニトマト 約8個
豆腐チーズ お好みの量
塩コショウ 適量
レシピ
1.蕎麦・玄米粉・水・塩を全てフードプロセッサーに入れて攪拌する。(かなりサラサラで水っぽくなるまで)
※蕎麦の柔らかさにより、水の量が変わる場合もあるので調節する。ドロドロしている場合は、水を少し足す。ドロドロだと生地が固まらないので注意!
2.今回は、ほうれん草としめじを先に、塩コショウで炒めて、お皿にあげておく。
3.フライパンに油をひき、高温で一気に生地をながし、焦げ目がつきパリパリになるまで両面焼く。
4.焼けたら、トマト以外の具材を真ん中にのせ、4つ端を折りたたむ。
5.お皿にのせ、切ったトマトを飾れば完成!
いかがでしたでしょうか。ちょっとやる事が多そうに見えますが、ガレットの生地は、『攪拌し焼く』の2つの工程のみで、とても簡単ですよ。めんどくさい時は、パパっとサラダをのせてもOK!是非お試しください!