みなさん、こんにちは。食育アドバイザーで、プラントベース子育てをしている、櫻井麻友です。
今回は、あの苦味のある食材で、簡単美味しいレシピを紹介します。
夏バテにはあの野菜がおすすめ!
いよいよ、梅雨も明け、本格的な真夏の季節になってきましたね。毎年厳しい暑さで、身体もついていくのが大変ですよね。そんな暑い夏には、『夏バテ』の症状に悩まされる人も、多いのではないでしょうか。また気付かずうちに、症状が出ている人も多いそうですよ。
夏バテは、夏の厳しい暑さで、自律神経が崩れてしまい、色々な症状として現れるのです。室内はとっても涼しく、外はカンカン照りの暑さ!となると、身体が温度差を繰り返し感じることで、自律神経も乱れてしまいますね。
◯食欲不振
◯倦怠感
◯頭痛
◯むくみ
◯気力低下
◯めまい・立ちくらみ
◯不眠など
あ!もしかして、夏バテかも!?と思った方もいるのではないでしょうか。そこで今日は、『夏バテ』におすすめのレシピを紹介します!
夏バテにおすすめの食材は、夏の定番野菜『ゴーヤ』です。苦味が苦手!という方もいるかもしれませんね。しかし、その苦味こそが『夏バテ』に良いのです。漢方でも、自律神経を整えるには『苦味』が良いとされているのですよ。
五性 寒
帰経 心・脾・肺
ゴーヤは薬膳で、水の巡りを良くする食材です。夏のほてりや夏バテの症状におすすめで、お肌の調子も整えてくれるのです。
『良薬口に苦し』と言うように、栄養もたっぷりありそうですね。
◯ビタミンC
◯カリウム
◯食物繊維
苦味成分
◯モモルデシン
◯チャランチン
まずは、先程からお話している『苦味成分』です。ゴーヤの苦味成分モモルデシンには、胃腸粘膜を保護する働きや、胃腸を刺激することで胃液の分泌を促し、食欲増進作用もあります。夏バテには、とても良いことが分かりますね。
また、チャランチンという苦味成分は、植物性のインスリンとも言われており、血糖値を下げる働きもあるそうです。夏バテだけでなく、普段から食べることで、生活習慣病の予防にも繋がりそうですね。
また、ゴーヤのビタミンCや葉酸は、他の野菜と比べてもとても豊富なのです。そして、ビタミンCは、抗酸化作用があるため、夏バテで疲れがとれない身体の、疲労回復にも効果があります。さらに、葉酸は、夏バテで起こる立ちくらみや貧血などにも、効果的なのですよ。
葉酸は、妊婦の方には積極的にとってほしいと言われている栄養素ですので、ゴーヤはとてもおすすめですね。
ゴーヤリング
今回は、オニオンリングをアレンジした『ゴーヤリング』のレシピです。もしかしたら、お子様や苦味が苦手な方も食べれるかも!?
そのままでも食べやすく、いつものゴーヤとはまた違う味わいです。サクッとしていて、ついつい食べすぎてしまう美味しさです。パパやママのおつまみにも最適ですね。ソースを付けても、マヨネーズを付けても、もちろんそのままでも美味しく召し上がることが出来ますよ。
また、お野菜はゴーヤだけあれば簡単に出来ますので、安価で手軽に一品おかずが出来そうですね。
さらに、今回のレシピでは、パン粉を付ける際に卵は使用しませんので、プラントベースで作ることが出来ます。もちろんお好みで、米粉の後に卵をくぐらせてから、パン粉を付けてもOKです。
レシピ
材料
パン粉 適量
米粉 大さじ3
水 大さじ5
油 適量
作り方
1.ゴーヤは輪切りにし、わたをくり抜く。(スプーンでくり抜くとやりやすい!)
2.米粉と水をよく混ぜ合わせたものを、ゴーヤに絡ませ、そのうえにパン粉を付ける。
3.少し多めの油をいれ、きつね色になるまで、揚げ焼きにすれば完成!
まとめ
いかがでしたでしょうか。いつもと違うゴーヤレシピも食欲をそそりますね。パクっと食べやすく、サクサク食感が止まらない美味しさですよ。どうしても苦味が苦手な方は、ゴーヤを薄く切る、わたをしっかり取る、また少し水にさらすことをおすすめします。今回は、ソースとマヨネーズを合わせたものを付けて食べましたが、もちろんそのままでも、醬油やマヨネーズ、ソースだけでも、お好みでお楽しみください!
夏バテの時には、食卓に苦みも取り入れてみると良いですね。また、毎日のバランスのとれた食事や、しっかりした睡眠時間。夏バテには、これもとても大切なことです。それに加えて、ゴーヤのレシピも是非お試しください!