今回は、スパイスであり薬膳食材でもある『ターメリック』を使ったレシピを紹介します。
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カレーだけじゃない！ターメリックの魅力
みなさん、突然ですがスパイスでもお馴染みの、『ターメリック』を使ったこと、ありますでしょうか？ターメリックというと、インドカレーに入っている、インド料理に使うというイメージでしょうか？食べたことはあるけど、あまり、普段からターメリックを使うという方は、少ないかもしれませんね。
また、知っている方も多いかもしれませんが、ターメリックは和名で『ウコン』のことなのです。お酒を飲む前や、二日酔いによい！という有名な商品もありますね。ということは、『肝臓』や『胃腸』に良いのかな？ということも、少し想像出来そうですね。
そうなんです。ウコンは胆汁の分泌を促進したり、健胃作用があるので、肝臓の不調や胃通・胃炎・胃酸過多などにも効果的なのです。漢方でも、気の流れを良くし食欲不振にも良いですね。
五性 涼
帰経 肝・心
さらに、ウコンは薬膳で、気血の巡りを良くする食材です。止血・鎮痛・利胆・利尿作用・肝炎や黄疸、また生理をスムーズにする通経など、様々な効果が期待できるのです。
鎮痛作用があるので、腹痛や生理痛、胸痛や打撲痛などの痛みにも良いと言われているのですよ。とても万能薬ということが分かりますね。ですので、漢方でも『ウコン』は、中黄膏などの軟膏などにも使われています。
○ビサクロン
○鉄
○リン
○カルシウムなど
ウコンと言えば、鮮やかな黄色が目を引きますね。その黄色の色素がポリフェノールの一種である、クルクミンなのです。クルクミンには、強い抗酸化作用があり、驚くべき効能がたくさんあると言われているのです。まず、強い抗酸化作用で、美肌・美容効果があり、アーユルヴェーダでは、直接肌に塗ることもあるそうです。
また、免疫アップなどはもちろん、がん予防にも効果が期待できると言われています。さらに、最近の研究によって、関節炎や変形性関節炎などの痛みを緩和することや、アルツハイマー病の改善が期待される、ということも分かってきているそうですよ。
もちろん肝機能の向上や、胆汁の分泌を促進する効果もありますし、胃の粘膜を保護する働きもあります。
たまに食べるインドカレーだけではなく、普段の生活に取り入れたくなりますね。
ターメリックキャベツ・甘酒ラテ
ターメリックを普段の生活で取り入れるのは、なかなかハードルが高い！と思われる方が多いと思います。
そこで、今回は、手軽に普段の生活に取り入れやすいレシピを紹介します。食べてもよし、飲んでも良しのおかずとドリンクの２つのレシピです。
1つ目は、ターメリックキャベツです。簡単ですがとても癖になる味で、付け合わせにもおすすめです。キャベツも胃腸に良い食材ですので、ターメリックとの相乗効果で、胃腸も元気になりますよ。
そして、2つ目のターメリック甘酒は、とても飲みやすく小腹が空いた時や、おやつにもおすすめです。甘さは甘酒のみで、お砂糖はいれません。ほんのり甘いので、お子様も一緒に美味しいく飲めると思います。私の娘も美味しいと飲んでいましたよ。今回は、豆乳で作りましたが、アーモンドミルクやオーツミルクなどお好みのミルクでお試しくださいね。
ターメリックは、賞味期限も長く保存がきくので、家にストックしておくととても便利ですよ。
レシピ
①ターメリックキャベツ
油 適量
☆調味料
ターメリック ふたつまみ
塩 少々
にんにく 少々（お好みで）
作り方
１．キャベツは千切りし、油で炒める。
２．その他の☆調味料を入れて、さらに炒めれば完成！
②ターメリック甘酒ラテ
甘酒 50g
豆乳 50g
作り方
１．すべての材料をコップに入れて、よく混ぜる。
２．レンジで軽く温めれば完成！
※今回は手軽にレンジを使用しましたが、もちろんお鍋で温めてもOK！
まとめ
いかがでしたでしょうか。取り入れにくいと思っていた、ターメリックも意外と簡単に普段の生活で、使うことが出来そうですね。ターメリックのおかずが1品あると、黄色の鮮やかな色が、食卓を華やかにしてくれますよ。ターメリックは、見た目よりも味に癖がないので、どんな方でも楽しめるのではないかと思います。
また、今回のターメリックキャベツは、とてもシンプルにしましたが、他のお野菜を一緒に入れても良いですし、ニンニクではなく、生姜を組み合わせても美味しいですよ。
胃腸や肝臓が元気がない時でも、お肌をきれいにしたいと時でも、もちろん普段の健康維持にも、是非ターメリックキャベツやターメリック甘酒ラテをお試しください！
