今回は、今の季節におすすめのしそを使った、簡単レシピを紹介します。
この食材で気持ちもスッキリ!
桜の花もようやく散り、段々と暑さが厳しい季節も近づいてきましたね。新しい生活にも慣れてきたころかと思いますが、なんだか気持ちがスッキリしない!というのが今の季節なのです。
漢方では『気』の巡りが悪くなりやすい季節です。気とは身体のエネルギーのことを言い、巡りが悪くなると、気持ちがスッキリとしなかったり、イライラしやすかったり、気持ちが不安定になりやすいのです。
当てはまるかも!と思った方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、気の巡りを良くするおすすめの簡単レシピを紹介します。使う食材は『しそ』です。これからの季節は、そうめんや冷や奴など薬味として、大活躍の食材ではないでしょうか?しその旬は、5月からですので、今からが1番美味しく栄養が満点なのですよ。
五性 温
帰経 脾・肺
◯ビタミンC
◯ビタミンB
◯ビタミンE
◯ペリルアルデヒド(香り成分)など
またしそは、野菜の中でもβ-カロテンが豊富な食材です。β-カロテンは、抗酸化作用が強い成分ですので、鼻や喉の粘膜や皮膚を強くし、細菌やウイルスが身体に入るのを防いでくれます。まだ花粉症が辛い!という方にもおすすめです。
しその簡単漬け
しそというと、薬味などの脇役なイメージが強いですね。一気にたくさん食べるという方は、あまりいないかもしれません。そこで今回は、しそがあっという間にたくさん食べられちゃう、ごはんのお供レシピを紹介します。癖になる美味しさで、どんどんご飯が食べられてしまいますよ。ひとパックのしそはぺろっとなくなってしまいます!
作り方もとても簡単で、なんと包丁も使いません!しそと調味料だけで出来てしまうので、あっという間に完成してしまいますよ。漬けておけばいつでも好きな時に食べられますので、たくさん作っておいても良いですね。
味付けは、ピリ辛の少し大人な風味です。お子様が食べる場合や辛みが苦手な場合は、コチュジャンを抜いても美味しく作ることも出来ますので、お好みで調節してみて下さい。
レシピ
材料
☆調味料
醤油 大さじ2
ごま油 小さじ1
アガベシロップ 小さじ1
お酢 小さじ1
白ごま 小さじ1
コチュジャン 小さじ1
にんにく 小さじ1/2
※コチュジャンとにんにくはお好みでOK!
作り方
1.しそは洗って、しっかりと水分をふき取る。
2.☆の調味料を全て混ぜる。
3.しそを1枚ずつ漬けていく。この時、スプーンなどでしそ1枚1枚にタレを絡めていく。
4.全部漬けたら、少し置いておく。
5.こんな感じにしっとりと漬かれば完成!
まとめ
いかがでしたでしょうか?しそだけで、ご飯の進む簡単おかずが出来てしまいましたね。しその香りと風味で、身体も心もスッキリとしてくると思いますよ。春の季節は、何かと気持ちがモヤモヤとしやすい季節ですので、しそのように良い香りのものを食べ、リラックスする時間を作ることが出来ると良いですね。疲れているかとは思いますが、朝は冬のようにゆっくりとと起きるのではなく、日が昇る前に目覚め、朝日を浴びると、身体も元気になりスッキリと1日をスタートさせることが出来ますよ。
春の養生を怠ると、夏にも不調が起きやすくなってしまいますので、身体に負担をかけずに過ごしましょう。そして、普段のお食事にしその簡単漬けも是非、お試しくださいね。